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水漏れした水道管をDIYで交換


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今回は放置していた水漏れする水道管をDIYで直してみました。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E6%8E%A5%E5%90%88%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%82%84%E3%82%8A%E7%9B%B4%E3%81%99-1024x576.jpgこの水道管は庭の蛇口に繋がっていて、庭の散水や汚れもの用の洗濯機への給水に使っていました。雨水やバケツで凌いでいましたが、不便なのでこの機に直す事にしました。
水道管を見てみると、漏れている部分だけ直すのは無理そうなので接合部分を全てやり直す事にしました。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%AA%E5%BD%A2%E7%8A%B6%E3%81%AB%E5%A4%89%E6%9B%B4-1024x576.jpg寸法を測ってパイプを切断、パーツを作っていきます。今回は元の形状より少し簡単な形状に変更しました。元の水道管の切断面に継手を仮組してから新しいパイプを必要な長さにカットします。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E9%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AA%E9%83%A8%E5%88%86-1024x576.jpg蓋をしたもう片方に取り掛かる前にコンクリートの邪魔な部分を取り除きます。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E8%93%8B%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E5%88%87%E6%96%AD-1024x576.jpg蓋の部分を切断しますが、スペースなどの問題で切断に苦戦しました。レシプロソーで切断したのですが、パイプをしっかり固定できないため刃と一緒にパイプが動いて切断できないんですよね。半ば強引に切除しました。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E5%90%84%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%92%E6%8E%A5%E7%9D%80-1024x576.jpg問題なければ塩ビパイプ用ボンドで各パーツを接着していきます。ボンドは継手やエルボの内側とパイプの外側に塗ります。

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次に継ぎ手部分を接着していきます。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E6%B0%B4%E6%BC%8F%E3%82%8C1-1024x576.jpg数日後、施工したコンクリート面が湿っているのに気が付きました。せっかく施工したコンクリートですが、はつって水道管を確認しました。一日に一滴程度ですが合計3ヵ所で水漏れしていました。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BCsk11-1024x576.jpgそこで今度は失敗しないように本気の道具もそろえました。パイプカッターはハサミのように使えるラチェット式と迷いましたが、将来的に足場用単管パイプも切断したいので単管パイプ対応のSK11 PCB-50を購入しました。使い方は簡単で、パイプを挟んで刃を調整しながらパイプの周りをクルクル回転させるだけ。綺麗な切断面でカットできます。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E5%86%85%E5%BE%84%E7%94%A8-1024x576.jpg内径用

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E5%A4%96%E5%BE%84%E7%94%A8-1024x576.jpg外径用
これはチューブリーマ。パイプの内外径のバリを取るとともにテーパーも付けてくれます。

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少し差し込み具合が足りませんが、気を取り直して次行ってみましょう。
先述したプロ用のボンドを購入した理由ですが、タップリ目にボンドを塗布するので接続箇所が多いと足らなくなる可能性があるのと、素早くタップリ塗布するのに大き目の刷毛が不可欠だからです。
前回使ったのはプラモデル屋さんでよく見かける三角錐の瓶入りタイプで、蓋に小さく細い刷毛が付いたものでした。これだと素早くたっぷりのボンドを塗布できません。プラモデルではボンドは出来る限り少量で接着するのが基本ですが、塩ビパイプの接着はそうではないようです。

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前回の失敗部分を切断します。はつり作業で傷付けてしまったパイプ部分もカットしました。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AB%E4%BD%9C%E3%82%8A%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97-1024x576.jpg残念ながら水漏れしてしまったパイプを取り外して、新たに作り直したパイプをセットします。作り直したパーツを最終確認して交換の準備をしていきます。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/02/%E3%81%97%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%97-1024x576.jpgここはパイプカッターが使えなかったのでヤスリで断面を整えました。チューブリーマでバリ取りして、ボンドを塗ったら素早く思いきり押し込み、しばらくキープ。カメラアングルやピントを気にしていると失敗してしまいますね。

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