超音波洗浄器のベストセラー CITIZEN SWT710 購入
今回はCITIZENの超音波洗浄器 SWT710 を購入しました。ずっと欲しいなぁと思っていて、amazon の欲しいものリストに長い間入ったままになっていました。長い間リストに入れたままになっていたのには訳がって、一つは価格。日本メーカーという事もあり外国製メーカーの商品より価格は高め。類似品がたくさんあって、他製品と比較するのも大変でした。
二つ目が販売開始からの期間。amazon での取り扱い開始日が2015年12月7日となっています。つまり、販売開始から7年経った製品という事です。流石にモデルチェンジするんじゃないかと買い控えしていたという訳です。では、なぜ今購入したのか、それは単純に我慢できなくなったからです。それと、他製品と比較しましたが、性能的に満足できる製品が他になかったからですね。
購入にあたって色々とありましたが、それについては後ほどお話しします。
では早速いってみましょう。
CITIZEN SWT710はメガネも洗浄できる大型洗浄漕に2つの振動子を搭載しています。一般向けの超音波洗浄機としては大型の洗浄漕は、洗浄漕内径寸法:幅約18㎝×奥行約87㎝×高さ約58㎝/容積約800ml、上限基準線:約650ml、下限基準線:約200mlとなっています。2つの強力な振動子から発生する気泡による洗浄力が特徴です。
汚れを落とす仕組みは、強力な2つの振動子による超音波の振動で、水中に目に見えない気泡(キャビテーション)を無数に発生させます。その気泡(キャビテーション)のはじける瞬間にでる衝撃波が、手の届かない微細なすき間の汚れを粉砕し落とすという訳です。
振動子が洗浄漕の両端に搭載されているので、レンズとフレームの隙間の汚れもしっかり落としてくれます。
メガネ・貴金属・歯ブラシ・リテーナー・入れ歯・腕時計の金属バンド・電気カミソリ刃・万年筆のペン先、など色々なものを洗浄できますが、洗浄できないものもあります。
べっ甲、象牙・石材・木製品、防水型を含む腕時計本体、コンタクトレンズ、宝石、偏光レンズ付サングラス、プラスチックレンズ、キズや剥がれなどがあるものなどには使用できません。
腕時計は専用のバンドホルダーが付属しているので、腕時計本体を水に浸けずに洗浄することができます。
アクセサリーなどは専用カゴを使って洗浄します。
操作はタッチパネルで、防水性と耐久性に優れています。青色のデジタル表示で視認性もいいですね。
タイマーはカウントダウン式で、60秒、120秒、180秒、240秒、300秒の5段階から選択可能です。
本体の温度が上がりすぎた場合は自動で電源がオフになるサーモスタット搭載で、過熱による故障を防いでくれるので安全です。連続使用する際、本体の温度が上がったら一旦使用を止めて温度を下げてから使うようにします。
残念ながら洗浄槽は取り外せませんが、1.5mある電源コードは脱着式になっているので、比較的排水は楽です。収納時は洗浄槽に入れておけばコンパクトになりますね。
実際に洗浄する前にキャビテーションの効果を実験で確かめてみましょう。
アルミホイルを15✕4cmにカットします。
カットしたアルミホイルを静かに洗浄槽に沈めます。
スイッチを入れて5分間動作させます。
5分経ったのでアルミホイルを見てみましょう。
アルミホイルに無数の穴が空き超音波洗浄の威力を確認できました。
超音波洗浄の威力も確認できたので、さっそく洗浄してみましょう。
まずは定番の眼鏡から。
メガネは鼻あて部分に埃や皮脂が溜まりやすく、掃除も面倒です。この汚れを洗浄するために購入したと言っても過言じゃないです。
タイマーを300秒、5分にセットしてスタート。
5分経ったので取り出してみます。
ほとんど落ちていますが、鼻あて根本の汚れが少し残っています。皮脂と汗が溜まりやすい場所なので、こまめに洗浄する必要がありそうです。
次に腕時計のバンドを洗浄してみます。毎日腕に巻いているナイロン製のバンドで、織目に皮脂や埃が溜まりやすいんですよね。
結果は超音波洗浄機だけでは落ちませんでした。
洗剤を入れて再チャレンジ。
汚れは浮きますが落ちるまでには至りませんでした。ブラシ等で仕上げ洗いが必要ですね。
昔使っていたシルバーのアクセサリーを洗浄してみます。
レリーフのすみやチェーンの繋ぎ目の汚れが落ちました。小さい部品や部品の隙間の汚れを落とすのに便利ですね。
電気髭剃りの刃を洗浄してみます。
刃にこびり付いた皮脂はとれないですね。ブラシを使う必要がありそうです。ただ、細かい髭はきれいに除去できています。
いかがでしたか?仕事で使っている工業用の超音波洗浄機に比べると可愛そうですが、家庭用としてはマズマズではないでしょうか。
最後に、実はこのCITIZENの超音波洗浄器 SWT710、Amazonで購入したんですが、2個目なんですよね。1個目は蓋にクレンザーで傷を消したような跡が広範囲にあってスリガラスみたいになってたんですよね。傷が広範囲だったので交換を希望しましたが返金扱いとなり、再度購入の手続きをしました。
何日かして2個目が届きましたが、ボディには浅いですが長めの傷が数か所、細かい傷も多い上に洗浄槽には水滴の跡のようなものがあり、ボディ側面には黄色い液体が固まった筋状のものが2箇所。
2個とも明らかに返品されたリビルト品なんですよね。
まず、日本の品質基準では落とされるクオリティです。
結局、これ以降は面倒くさくなって返品処理はしませんでした。
日本のメーカーで販売がamazonでも品質を気にしないといけないのかと思うとガッカリですね。日本のメーカーでamazonが販売する商品ということで信頼してたんですが、品質管理には疑問が残る結果となりました。
YAMAHA AG03MK2 LSPK (Live Streaming Package)
購入を決めた経緯
YouTuberの定番アイテム、YAMAHAのライブストリーミングミキサーAG03MK2とライブ配信に必要な製品をパッケージしたオールインワンパッケージモデル、AG03MK2 LSPK (Live Streaming Package)を購入しました。
YouTubeを始めた頃はヘッドセットのマイクや昔使っていたMacの外部マイク、スマホ、カメラのマイクで直録したりしていたんですが、やっぱりどれも音質は最悪で編集ソフトで加工してました。
マイクを何本も買う余裕も無いので、カメラとの併用で使えないかとRODEのVideoMicroを購入しましたが、プラグインパワーのためCanon EOS kiss X5との相性があまり良くなくホワイトノイズが気になりました。
そこでRODEのVideoMic Pro+に買い替えました。高性能に加えバッテリー内蔵で、PC接続でも使用できます。音質も以前に比べ格段に良くなりました。
デフォルト設定で録音してハイパスやゲインなどは編集ソフトで調整していました。ですが、毎回カメラから取り外し、PCに接続して録音後、編集ソフトで調整するのは面倒くさい。
ずっと自分の声やしゃべりにコンプレックスがあって、せめて音質だけでもクオリティを上げたいと思っていたので以前からYAMAHA AG03はチェックしていました。
ただ、もともと人気のあったYAMAHA AG03はテレワークや配信者の増加で品薄となりプレミア価格で販売される事態になってしまいました。さらにXLRコネクターで接続するコンデンサーマイクは高価なので予算的にかなり厳しかったんですよね。そんな理由で長いあいだ欲しいものリストに入ったままでした。
以前に比べ値段は落ち着いてきましたが、新型は人気が高く高値は続いています。ですが、AG03MK2 LSPK (Live Streaming Package)は定価販売されている店舗がチラホラあります。
正直、コンデンサーマイクはメーカーも種類もたくさんあって、どれが良いのかわかりません。ならば同じメーカー製のものが相性いいのでは?今後、新たに購入する際の基準にすればいいのでは?という事でAG03MK2 LSPK (Live Streaming Package)の購入を決めました。
AG03MK2 LSPK (ライブストリーミングパッケージ)専用のスタジオ音質ヘッドフォンやXLRマイクケーブルがセットになっているのもポイント高いです。
AG03MK2 LSPKでは新色の黒が追加され白と黒、2色のカラーバリエーションになりました。どちらにするか迷いましたが、折角なので新色の黒にしました。
本当は白のヘッドフォンが欲しかったんですが、白は劣化による退色など変色しやすそうなのでやめました。
改良ポイント
それではAG03MK2の細部を見ていきましょう。
AG03MK2と旧型のAG03、パッと見は何も変わっていないように見えますが、色々と使いやすく進化しています。
旧モデルオーナーからのニーズが高かったミュートボタンが追加され、ボタン一つで素早くON・OFF出来るようになりました。ライブ配信などで、くしゃみや外部音を緊急にOFFにしたい場面で便利ですね。
オプションのフットスイッチを繋げば足元で操作できるので、ライブストリーミングや会議で使用する方には超便利。
AUX端子が4極3.5㎜ミニ端子に変更され入出力に対応、Androidでも録音・配信が可能になりました。
新たに設計し直されたAG ControllerはUSB接続されたWindowsやMacは勿論、iOSデバイスでもAG内部のDSP音声処理を簡単に、または細かく確認・設定することが出来るようになりました。この改良はスマホを使ったライブストリーマーにとってはトピックですね。
端末と電源の接続がUSB-Cに変更され、使い勝手が良くなりました。電源電圧500mA、消費電流最大2.5Wの旧型に対して新型は電源電圧900mA、消費電流最大4.5Wに強化されました。
また、電源周りを強化したことにより音質が向上しているらしい。ただし、電源が強化されたためスマホでのストリーミングには外部電源が必要になります。
あと、細かいですが、各ボタンが四角形から楕円形に変更されています。サイズも新型は幅が3㎜ほど小さくなっています。
YCM01高音質コンデンサーマイク
次にYCM01高品質コンデンサーマイク。YAMAHAのAGシリーズを踏襲したデザインなので、AG03MK2と使用してもチグハグ感は無く、統一感があります。
サイズはØ55 x 166㎜で重量400gとこのクラスにしては大きめですね。ポップガードを購入する際はサイズの確認が必要です。
単一指向性カーディオイドのコンデンサーマイクで、付属のXLRケーブルでAG03MK2に接続して使用します。
マイクスタンドに装着するためのマイクスタンドアダプターも同梱されています。
スタジオ品質ヘッドフォンYH-MT1
AG03MK2 LSPK (ライブストリーミングパッケージ)専用となるスタジオ品質の密閉型オーバーイヤーヘッドフォンYH-MT1は、ヘッドセットYH-G01に似たデザインですが、プラスチック感が強くチープさがありますね。
スイーベル裏にカバーがなかったり、イヤーパッドがメッシュやスウェードじゃなく合皮だったり、インピーダンスも33.5Ωでドライバーもそれなりの物が付いています。
各部でコストダウンの跡がみられます。無段階調整のヘッドバンドやハウジングから出ているコードも質感は低いですね。ただ、230gと軽いし頭への締め付けもきつくないので長時間の編集でも疲れないかも。
チョット試してみましたが、音質は意外と悪くありませんでした。ですが、音に拘りのある方には物足りないかもしれません。
Win PC での基本設定
私はPCに接続してナレーション録音することが多いので、PC接続で使用する場合の基本的なセッティングをしていきます。
使用するPCがWindowsの場合、予め専用ドライバーと、内蔵のDSPエフェクトのパラメーターを調整するためのAG Controller、音声の録音や再生、編集ができる音楽制作用のDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトCubase AI(キューベース・エーアイ)をPCにインストールしておきます。
AG03MK2や接続機器のボリュームを全て最小にしておきます。
付属のUSBケーブルをPCとスマフォのピクトが描かれているUSB2.0へ差してAG03MK2とPCを接続します。
この時、間違えて電源5VDCに接続しないよう注意します。これ間違えると壊れます。
次にヘッドフォンとマイクをAG03MK2に接続します。
私はスピーカーではなく、ヘッドフォンでモニターするので、ヘッドフォンYH-MT1をMONITOR OUTのヘッドフォン端子に接続します。
YCM01コンデンサーマイクをチャンネル1のマイク/ライン端子に接続します。
続いてAG03MK2本体の設定をしていきます。
AG03MK2のスイッチを押してONにします。電源が入るとスイッチのLEDが点灯します。
PCのサウンド設定でYAMAHA AG03MK2 を選択します。
今回使用するYCM01はコンデンサーマイクなので、[+48V]と書かれた赤いボタンを押してファンタムをONにします。
モニターのヘッドフォン音量つまみを3時の位置の太い目印に合わせます。
マイクのフェーダーを太い線の所までスライドさせます。
マイクの音量つまみを回して音量を調節します。
このとき音が割れないよう、最高音量時にPEAKのランプが一瞬点灯するくらいに調節します。フェーダーでの調整は収録時に細かな調整をするようなときに使います。
モニターの音量を好みに合わせてつまみを回して調整します。
最後にSTREAMING OUTのスイッチをIMPUT MIXにして基本的な準備は完了です。
使って気付いた不満点
コスパを考えれば相変わらずの神機と言えるAG03MK2ですが、少し扱ってみて不満に感じた点もあります。
できればマイクのピークはアナログでもデジタルでも良いんですが、ゲージで分かりやすくして欲しい。フェーダーが少し軽く感じるので、自分はもう少し手応えがあった方が好きかな。MUTEボタンが高さのあるギターの調節つまみの奥にあるので、押しにくい。オプションのフットスイッチがあった方がストレスが無くなります。
これから色々と試しながら使い込んでいきたいと思います。今まで使っていたマイクとYCM01の音の違いや、AG03MK2を通した時の音の変化も試してみたいなぁと思っています。
ColemanアルティメイトクーラーⅡを忖度なくレビュー
今回はキャンプやレジャーに必須の保冷バッグを購入しました。長年使用していた安い保冷バッグが破れてしまった為、買い替えです。最近はレジャーではなく、専ら買い物で冷凍食品や生鮮食品を購入したとき用ですね。いつものように色々ネットで検索、検討した結果ColemanのアルティメイトクーラーⅡ35Lに決めました。
決め手は定評のある保冷力と35Lの容量、オリーブグリーンでシンプルなデザインも良いですね。キャンプ用品を販売するColemanという信頼のブランドも魅力です。
25Lサイズもありますが、35Lサイズにしたのはコロナ禍のため、両親が一度に一週間分の買い物をするので25Lサイズだと入り切れないんですよね。ちなみに、25Lサイズとの違いは35Lサイズの方が高さが5cm高いだけです。車に積むことを考えると横に広いより縦に広い方がスペースを取らないので良いですよね。
各サイズは幅約42cm×奥行約32cm×高さ約38cm、重量約1.4kgで中国製となります。
材質はTPE(ペット)加工ポリエステル、ポリエチレン PET(ペット)アルミニウム、PEVAで耐水圧は25,000mmと耐水性に優れています。
前面には小さいですがポケットが付いています。
ショルダーが付属されているので、肩掛け・手持ちに対応しています。ショルダーには厚みのある肩当てが付いているので、肩にかけた際の肩への負担も軽減してくれます。
ハンドルカバーが付いているので、持ち手をまとめておくことができます。また、持ち手に厚みが出来るので、手持ちした際も手が痛くなりにくいのは良いですね。
背面にはハンドルスリーブが付いているので、キャリーオンも可能です。ハンドルスリーブをキャリーカートのハンドルに通して使えば重くなったバッグも楽に運べます。
マジックテープ付きのクイックサーブオープニングは素早く中身にアクセスでき、冷気を逃がしません。
蓋の裏にもしっかりと厚み約10㎜の断熱材が入っています。
バッグ内側の抗菌ライナーはマジックテープで固定されているので、ライナーだけ取り外して洗うことができます。
バッグ内側には厚み約10㎜の断熱材が入っていて、しっかりと保冷してくれます。
バッグの底敷きにも厚み約15㎜の断熱材が入っていて、バッグ底からの熱も遮断してくれます。
実際にミネラルウォーターと緑茶の2Lペットボトルを12本入れてみました。入るには入りましたが、正直キチキチで余裕はないですね。高さもあまり余裕はないです。ただ、ソフトクーラーなので多少モッコリしますが、底に敷く保冷材は入ると思います。
一泊二日程度のソロキャンプや2~3人での日帰りレジャーでは持て余すかもしれないですね。私は主に買い物に使うので、牛乳など要冷蔵の飲料を複数本購入したときや大根などを収納できる大容量の35Lは便利です。
ホンダフリードGB3に積んだサイズ感はこんな感じ。
荷物スペースの奥行きがギリギリで、バックドアに干渉してしまいます。ですが、ソフトクーラーなので、固いものを入れなければバックドアは閉まります。
折り畳みはまず、ハンドルカバーを外して蓋のファスナーを全開にします。
バッグ内側の抗菌ライナーを外して底敷きを取り出します。取り出した底敷きをバッグ内側背面に立てかけます。
ショルダーをバッグ内側に収納したら一度蓋を被せ、背面に付いている固定用のベルトを伸ばします。
バッグを押しつぶすように畳んだら、固定用ベルトを背面からバッグ底、前面へと回し、取ってとクイックサーブオープニングのベルトに通してマジックテープで固定します。
ハンドルカバーで取っ手をバッグ底側でまとめます。
形を整えて作業完了です。
コールマンアルティメイトクーラーⅡは気に入ってますが、不安な点が無いわけではありません。ソフトクーラー全般に言える事ですが、材質がビニールなので縫い目から破れそうで耐久性に不安があります。
抗菌ライナーのマジックテープ部分は雑に剥がすと破れそうなので気を遣います。
2Lのペットボトルが12本収納できますが、重量は約24kgにもなるので持ち上げることはできません。力任せに持ち上げるとハンドルの縫い目から破れそうになります。ショルダーも縫い目がヤバいです。
そもそもカラビナがプラスチックなので、割れてしまうと思います。飲料や保冷材など重量物を多く入れた場合には気を付けたいところです。
生地の防水性は高いですが、ポケット周りとバッグ底は布なので水分が染み込みます。水気のある場所に直置きはしない方が良さそうです。
あと、ポケットなど収納が少ないのは少し不便ですね。せめてモールシステムやベルクロテープが付いていれば良かったと思います。
蓋に付いているタブが大きすぎてファスナーを閉める際に邪魔になります。
コーナーは構造上ひっかかり、ファスナーを閉めにくい時があります。
サイズが大きく断熱材も厚いので、折りたたんでもそれなりの厚みになります。
逆に気になる点はこのくらいですね。では、実際に自慢の約49時間の保冷力を検証してみましょう。
比較用に一般的な保冷バッグを用意しました。
保冷力の検証なので、予めバッグの中を冷やしておきました。これで容量の大きなコールマンアルティメイトクーラーⅡもバッグ内を冷やす余分な冷気を使わずにすみます。
現在、地表温度40度で直射日光の当たる場所に放置します。
凍らせた500mlのペットボトルを入れて溶けた氷の量で比較したいと思います。
約3時間経過したのでペットボトルを取り出してみましょう。
バッグを置いた地表温度は41度でした。
まずは一般的な保冷バッグから。一般的な保冷バッグは約330ml溶けていました。
では、コールマンアルティメイトクーラーⅡはどうでしょうか。コールマンアルティメイトクーラーⅡは約360ml溶けていました。
・・・。
この結果は少し意外というかガッカリな感じですね。予想では大差でコールマンアルティメイトクーラーⅡが圧勝すると思っていました。容量の大きさや熱を吸収しやすい濃いめの色が災いしたのかもしれないですね。
今回のテストは残念な結果でしたが、一定量の保冷剤を入れるとメーカーが言うように約49時間の保冷力を発揮するのかもしれないですね。
Panasonic LAMDASH PRO5 ES-LV5V お風呂で使える電気シェーバー
今回は毎日使用してる5枚刃のT字カミソリの刃が無くなってしまったのを期に、お風呂で使える電気シェーバーに買い換えることにしました。以前は、長年ブラン社製品の電気シェーバーばかりを愛用してきました。
電気シェーバーは伸ばした髭の手入れが気軽に出来るし、夕方以降人に合うときや、急な来客のときも便利なんですよね。ですが、特に最近はマスクをするようになったので、髭を伸ばしているとマスクが早く痛んだり、ズレたりします。なので、マスクをするようになってからは髭を伸ばさなくなりました。
髭を伸ばさなくなってからは専ら入浴時にT字カミソリを使っています。剃り残しが気になったら電気シェーバーで剃るといった感じですね。
過去に一度だけラムダッシュを手に入れたことがあったんですが、使わないまま知人にあげちゃったので、今回が初ラムダッシュとなります。とはいえラムダッシュはずっと気になっていていました。
そして、お店でT字カミソリの刃を手にした際に、お風呂でも使える電気シェーバーはどうなんだろうと思ったわけです。T字カミソリの刃も最近は5枚刃、6枚刃と進化していて替刃の価格も高くなっていますよね。毎日使う物なのでコスパは気になるところです。それぞれ価格.comで最安値で検索しました。
Gilletteの電動式プログライドは本体+替刃2個付きで1,457円、替刃8個入が2,310円(1個288円)でした。
Shickのフラッグシップモデルとなる「極」は本体+替刃1個付きで1,012円、替刃8個が2,570円(1個321円)となっています。
カミソリの刃の交換時期は個人差や使い方によって差はあるものの、ほとんどのメーカーでは約14回、2週間の使用で交換を推奨しているようです。そうなると刃だけの年間費はGilletteだと288×2×12で6,912円、Shickだと321×2×12で7,704円となります。
ラムダッシュは購入候補となるラムダッシュPRO 5枚刃 ES-LV5Vで調べました。ラムダッシュPRO 5枚刃 ES-LV5Vはお風呂で使用できるモデルで、全自動洗浄充電器などが付いていない商品となります。
ラムダッシュPRO ES-LV5Vは本体22,180円で、替刃セットが6,701円となっています。刃の交換時期は外刃約1年、内刃約2年をメーカーは推奨しています。ただし、替刃はセット販売なので外刃・内刃共に1年で交換ですかね。
替刃のコストだけを見ると、意外ですがラムダッシュが一番コスパ良いですね。
ですが、本体購入の初期費用がダントツかかってしまうのは仕方ないですね。毎年カミソリ本体を買い替えたとしても約20年分なんですよね。本体を毎年買い替えたりしないし、刃も2週間ごとに交換したりしないと思うので、コスパで考えるとやっぱり剃刀が有利ですかね。
ちなみにですが、ラムダッシュは自動洗浄充電器付きなどの製品だと、当然ですがコストは更にかかることになります。
私はブラウン社製品ですが、自動洗浄充電器付きの製品も使っていましたが、あまり必要性を感じず今は購入していません。自動洗浄充電器は一見便利そうですが、髭を剃った後、刃の掃除をしてから自動洗浄充電器にセットしないといけないので意外と面倒です。更に洗浄液のカセットも頻繁に交換しないといけないので、コストが想像以上にかかっていました。そんな理由で今は自動洗浄充電器付きの製品は購入していません。
結局のところ髭剃りのスタイルや好みで、どれを買うのか決めるのが良さそうです。私は顎下や鼻下の髭が剃りにくく、いつも肌を切ってしまって出血するんですよね。そんな理由もあって、今回はお風呂で使えるラムダッシュにしようと決めました。
購入したラムダッシュPRO 5枚刃 ES-LV5Vはお風呂で使える5枚刃タイプ、自動洗浄充電器なしでカラーバリエーションは青のみとなっています。シャープでスタイリッシュなデザインはカッコいいだけでなく手に馴染んで持ちやすい印象です。手のひらや指が当たる部分はラバーが使われていて滑りにくくなっています。
5枚刃システムの構成は、くせ髭用2枚と絞り出し用2枚+顎下トリマー1枚の計5枚の鍛造刃をリニアモーターで約14,000ストローク/分で高速駆動し、髭をカットします。
くせ毛用と絞り出し用の刃の間に計2箇所、スムースローラーを装備していて、肌との摩擦を軽減、スムーズな剃り心地を実現しています。また、ラムダッシュAIが髭の濃さを検知・判断してパワーを自動制御、肌への負担を軽減してくれます。
ヘッド部分は密着5Dヘッドと言う通り、前後17度、左右20度、上下2.5mm、前後1.0mm、首振り10度で可動し、髭剃り時に複雑な顔の形状にも密着し続けてくれます。
更に、フロート刃機構で5枚の刃がそれぞれ上下に可動することで、顔の凹凸にもやさしく密着、何度も角度を変えて剃る必要がありません。
泡メイキングモードを使えばシェービング用の泡を作ることが出来ます。
防水設計(IPX7基準)なので、シェービング後は本体まるごと水洗い、外刃にハンドソープを付けて電源ボタンを押し、数秒泡立てたら外刃フレームを外して外刃、内刃ともに流水ですすぎ洗い。洗った後は余分な水分を拭き取って乾燥させます。
勿論、もみあげや長く伸びた髭の手入れに便利なシャープトリマーも装備されています。バッテリーが切れても3分の急速充電で約3分使用可能となるので安心です。
ここで私を含め動画を視聴中の方も疑問に思ったことはないでしょうか。そう、お風呂で使えるES-LV5Vとお風呂で使えないES-LV5H、何が違うの?ってこと。
簡単にいうと違いは3つ。
一つ目は、カラーバリエーション。お風呂で使えるES-LV5Vは「-A」の青のみ、お風呂で使えないES-LV5Hは「-S」のシルバーのみとなります。
二つ目は、お風呂で使えるES-LV5Vで表記されている泡メイキングモードの有無。後ほど説明しますが、この「表記」という所がポイントです。
三つ目は、お風呂で使えるES-LV5Vはコンセントを差したままでは動きませんが、お風呂で使えないES-LV5Hは動きます。これは感電防止のためですね。
そしてこの違いが公式サイトでも販売サイトでも分かりにく、勘違いやメリット、デメリットを良く理解できないまま購入されている方もいるんじゃないでしょうか。まぁ、私もその中の一人だったわけですけど。
カラーバリエーションはお風呂で使えるES-LV5V専用色「青」やお風呂で使えないES-LV5H専用色「シルバー」などの表示が明記されていないんですよね。その上、お風呂で使えるハイグレードモデルのES-LV9Vは専用色が「シルバー」となっていて紛らわしい。モデルのカラーは統一して欲しい所です。
そして泡メイキングモードはお風呂で使える機種だけのモードなのかという問題。
「NEW」として写真入りで紹介されているのは確かにお風呂で使える機種だけなんですが、取り扱い説明書を読んでみると、お風呂で使える機種には、電源ボタンを2秒以上長押しで泡メイキングモードになり、水洗い時には電源ボタンを押してハンドソープを泡立てて洗浄後、すすぎ洗いをしてタオルなどで水気を拭き取り、乾燥させると記載されています。
対してお風呂で使えない機種では、電源ボタンを2秒以上長押しして音波洗浄モードでハンドソープを泡立てて洗浄、音波洗浄モードで水洗い・水切りをしたらタオルなどで水気を取って乾燥させると記載されています。
つまり、泡メイキングモードとは呼称が違うだけで、機能的には音波洗浄モードなのではないのかという疑問です。泡メイキングモードと音波洗浄モードの違いが明記されていないうえ、使い方の表記に違和感を感じます。泡メイキングモードと音波洗浄モードは違う機能として表記したいという感じに受け取れるのは私だけでしょうか。
そしてお風呂で使える機種には気付きにくい違いというかデメリットがあります。
お風呂で使えない機種は電源コードを繋げばバッテリー切れでも使用可能ですが、お風呂で使える機種は電源コードを繋いだ状態だと使えない。つまり、お風呂で使えない機種はバッテリーが寿命を迎えても電源コードを繋げば使えますが、お風呂で使える機種はバッテリーが寿命を迎えるとバッテリーを交換しない限り電源コードを繋いでも使えなくなってしまうという点。これは意外と気付きにくい盲点だと思います。
お風呂で使える機種と使えない機種の違いを比較表などで確認しても違いが分かりません。
分解もしていないので防水機構に違いはあるのか、泡メイキングモードと音波洗浄モードは本当に違う機能なのかなど確認は出来ていません。実のところどうなんでしょうね。
違いや注意点を熱く解説したのには理由があります。
はい、これがその理由と結果です。
最後の最後、注文の際にカラーは青よりシルバーがカッコいいじゃん!お風呂で使る機種にもシルバーあるんだねぇ。じゃぁシルバーで「ポチッ」。実際に商品が届いて説明書を読むまで全く気付きませんでした。
お店がお風呂で使える機種と使えない機種を間違って送ってきたんだろうと注文履歴などを確認しました。結果、間違いなくお風呂で使えない方ES-LV5Hシルバーを注文していました。
改めてメーカー公式サイトで確認して、お風呂で使えるES-LV5Vは青が専用色だと分かりました。お風呂で使いたいから購入を決めたので、お風呂で使えないのであれば意味がありません。今度こそ間違わないよう、お風呂で使えるES-LV5Vの購入ボタンを泣きながら押しました。
メーカーや販売サイトは誤解・勘違いを防ぐため、これらをしっかり分かるように明記していただきたいですね。
コスパ最高!LUMIX GH5 II を購入しました
最近、動画撮影の度に不満に感じていたカメラのAF機能問題を解決するため、新しくLUMIX GH5 m2を購入しました。LUMIX GH5m2についての性能や比較レビューは多くのプロのカメラマンさんなど、詳しい方々がすでに解説されているので、ここでは購入に至った経緯などをメインにご紹介します。
現在は仕事で物撮り用に購入した Canon eos kiss x5 とカバンに入れて持ち歩く用の Canon PowerShot G1X MarkII で動画や写真を撮っています。写真撮影では素人写真ですし、画質やボケ感などそれほど拘りが無いというか、不満に思ったことはないです。ただ、動画に関してはワンオペで動画撮影してるので、ピント合わせがいつも問題になっていました。
eos kiss x5 は動画撮影中、ピント合わせは手動となるので、比較的近距離の撮影ではピンぼけの動画を量産していました。PowerShot G1X MarkII は動画撮影中でもオートフォーカスしてくれるのですが、チルト式タッチパネルなので、少し使い勝手がよくありません。
そこで、そろそろ動画撮影中でもオートフォーカスしてくれるデジタル一眼が欲しいと思い、ヤフオクなどで探し始めました。絶対条件として、動画撮影中のオートフォーカス機能はマスト、あとはバリアングル式モニターであることですね。
当初、予算4~5万円で探し始めました。この価格帯だとターゲットはLumix HG3 やGH4 ですね。ヤフオクなどで物色していましたが、レンズ付きで状態の良いものとなると中々厳しいですね。幅はありますが、だいたい6~8万円が相場ですかね。
そうなってくるとあと少しでGH5も見えてきます。そこでGH4とGH5の機能を比較してみました。GH5は本体手振れ補正機能付き、4Kを60fpsのフレームレート撮影が可能。弱点だったフォーカス性能も強化され、動画撮影中に被写体からフォーカスが外れにくくなっています。この3点が魅力的だったので、HG5も候補に入れて探し始めました。
相場はレンズ付きでだいたい12~16万円くらい。もちろん型落ちとは言え状態の良いものは20万円近くになってしまいます。この価格帯でCanon やSONYを候補に入れなかったのは、Canonは動画に力を入れた機種があまりなく、スチール向きといった感じで、SONYのα7シリーズはバリアングルではないし、フルサイズなのでレンズが高価で後々困るだろうなぁと思ったからですね。
探し始めて3か月くらいでしょうか、思わぬところから楽天で新品のGH5マーク2が安く販売されているのを見つけました。楽天のセール期間を狙い、ポイントアップなど色々駆使し、相場よりかなり安い値段で購入することが出来ました。
2週間位悩んで、最後の購入ボタンを押す際は手が震えました。安くなったとはいえ、自分にはやはり高価な買い物で買い替えはきかないですからね。結果的に当初の予算をだいぶオーバーしましたが、機能的にも満足のいくカメラをGETできました。
LUMIX GH5 II はマイクロフォーサーズマウントでARコーティングを施された2030万画素 Live MOSセンサーに最新のヴィーナスエンジンを搭載。AFは最大6.5段の「Dual I.S. 2」を搭し、認識機能と手振れ補正が強化されています。背面モニターはバリアングル式3.0インチで、輝度はGH5に比べ約1.5倍の明るさになり、色再現性が向上したことで視認性がアップしました。
防塵、防滴、耐低温仕様のマグネシウム製ボディはシボが入っていて高級感がありますね。ドライブモードダイヤルと、録画ボタンに高性能の証、赤のアクセントが施され所有欲を満たしてくれます。
4K60Pでの録画はカラーサンプリング4:2:0となるものの、10bitの内部収録が可能になりました。弱点であるバッテリー切れ問題ですが、バッテリー容量は2200mAhにアップされUSB PDによる充電、給電しながらの撮影も可能になったのでバッテリー切れの心配も軽減され、ライブ配信や動画記録の際に時間無制限で撮影可能になりました。
スマートフォンとWi-Fiで接続して無線ライブ配信に対応したライブストリーミング機能もトピックになっています。ライブストリーミングも今のところ予定は無いので良く分かりません。また、以前は有料だったV-Log Lもプリインストールされていています。
正直カメラについて詳しくないので、高性能なGH5M2ですが使いこなせないと思います。ですが、レンズのバリエーションと価格、軽さ、バリアングルモニター、4K60p録画、AF及び手振れ補正などは絶対にはずせない機能です。
最新のGH6は高性能ですが、機能も価格も私には完全にオーバースペックでした。価格も下がってきているHG5M2はコスパも良く、コンデジからのステップアップ機としてVlogerや動画ビギナーにお勧めできる機種だと思います。
最後にあまり参考にはなりませんが、EOS kiss X5 と HG5m2 の比較です。サイズ感はGH5m2の方が少し大きいかなといった感じです。
本体重量はプラスチックのEOS kiss X5に対し、チタンのHG5m2の方が重い。まぁ、ミラーレスとはいえ最新の機能満載の高性能カメラHG5m2なので当たり前ですね。
EFマウントAPS-CセンサーのEOS kiss X5 よりマイクロフォーサーズのHG5m2の方がレンズ口径は大夫小さいといった印象ですね。正直、初見ではチッサッ!って思いました。
ファームウエアのアップデートも来てるので、こちらもやっておきます。このクラス以上へのステップアップは価格的に厳しいので、GH5m2を壊れるまで使い倒していきます。
makita18V専用充電式空気入れMP180DZを購入しました
マキタの充電式空気入れは普段の足として乗っているHONDA FREEDとガレージに入れたままのS2000のメンテナンス用として購入しました。
きっかけは、ガレージに入れたままのS2000を車検に出す際、レッカー車で運ぶ必要があり、空気が抜けてしまったタイヤのままでは色々と都合が悪かったからです。
現在、マキタ製の充電式空気入れは10.8V専用のMP100DZ、18V専用のMP180DZ、18V専用のMP181DZ、40Vmax専用MP001GZの4機種が販売されています。
10.8V専用のMP100DZは使用時間も短く空気の吐出量も少ないので、使っていてストレスを感じるかもしれません。現在主流となっている18Vバッテリーも使いまわせないので、別に10.8Vバッテリーを用意しないといけないのもデメリットですね。
新型の18V専用MP181DZは液晶パネルの使い勝手も向上し、空気の吐出量もアップしましたが、重量も1kgほど重くなっています。価格もMP180DZの約2倍となっています。
40Vmax専用はそもそもバッテリーが高価すぎだし、一般的な使用にはオーバースペックです。
私が購入したのは18V専用本体のみのMP180DZです。私のように普通乗用車程度に使い、空気の吐出量や作業時間にこだわらない方には4機種の中で一番コスパ良いと思います。
それぞれ仕様を比較してみましょう。
それではMP180DZを見ていきましょう。外箱はお馴染みのそっけない単色、もしくは2色刷りの箱ではなく、マキタ製品には珍しくカラー写真を多用した外箱になっています。
おそらくガチの現場向けではなく、ボールや浮き輪、自転車などを使用する家庭や学校、スポーツ施設などに幅広く販売するためなんでしょうね。
外観はお馴染み、マキタの特徴的なブルーに黒のラバー、そして白のロゴ。
持った感じは比較的コンパクトで、重量はバッテリー込みで1.7kgとなります。そこそこ軽いので幅広いシチュエーションで使いやすいと思います。
ホースの長さは650mmで必要十分な長さだと思いますが、径の大きなタイヤで、停車した時にバルブ位置が上方になっている場合は届かないかもしれませんね。
バルブはアメリカ式がデフォルトで、イギリス式のバルブはチェーンでホースに繋がっています。
その他、フランス式、ボール用、浮き輪用のバルブアダプターは本体前方に収納できるようになっています。紛失防止に便利ですね。アダブタ収納の下にはLEDライトが装備されていて、作業場所を明るく照らすこともできます。
電源スイッチはボディ側面にあり、スイッチを押すとボディ上面の液晶が点灯します。この操作パネルでは空気圧単位の切替と空気圧の設定が行えます。
使用後、ホースはボディ側面のクリップに押し込んで収納できます。
では、さっそく実際に空気を入れてみましょう。
タイヤに合った適正空気圧を確認します。純正タイヤの場合、運転席側ドアを開けるとタイヤの型番や適正空気圧が印刷されたシールが貼られているので、ここで確認出来ます。
予めタイヤの空気をシュッ―という音がしなくなるまで抜いておきました。
タイヤのバルブにアメリカ式用チャックを差し込んでロックし、電源を入れると現在の空気圧が表示されます。今は完全に空気が抜けた状態なので空気圧は「0」を表示しています。
FREEDに装着している185/65 R15のタイヤの適正空気圧は220kPaなので、操作パネルの+を押して注入する空気圧を220kPaに設定します。
後はトリガーを引けば空気の注入を開始します。ただし、トリガーにはストッパーが付いていません。そのため空気を注入している間、ずっとトリガーを引いていないといけません。ずっと握っていると握力は無くなってくるし、手が痺れてきます。
そこでひと工夫して、トリガーを面ファスナーで固定すれば、設定した空気圧になって自動的に止まるまで待つだけでとっても楽チンです。
駆動音は結構大きいですね。住宅街では早朝や夜間の作業は無理そうです。このサイズのタイヤでは空気を注入するスピードは早くないですが、イライラする程ではないです。まぁ、4本とも空状態から注入となるとそれなりに時間はかかりますけどね。
空気圧が設定値に到達すると自動的に停止します。空気の注入が完了したのでチャックを外します。
念のためエアゲージを使って空気圧が設定した220kPaになっているか確認します。エアゲージは以前、紹介したamonのエアゲージプレミアムです。口金をバルブに差し込んで計測します。
誤差範囲で設定数値通りの空気圧であることが確認出来ました。多く入った空気はリセットボタンでエアーを抜いて調整します。
安全性は勿論、乗り心地や走行性、燃費向上など状況・目的に応じて空気圧を管理しましょう。
ニューモデル ZHIYUN WEEBILL 3 ってどうなの? 簡単に比較してみた
実は3ヶ月前に購入していたZHIYUN WEEBKLL 2ですが、本格的に使用しないまま早くも海外ではニューモデルのWEEBILL 3 が発売され多くのレビュワーが動画をアップしています。日本の公式サイトには6月23日頃からラインナップされ、オンライン限定販売が開始されたようです。
WEEBILLシリーズのユーザーとしては凄く気になります。そこで公式サイトやレビュワーの動画などを参考にいろいろ考察、WEEBILL 2と比較してみました。
私は映像クリエイターやフォトグラファーではない、ずぶの素人ビギナーです。感想などは、あくまで個人的に感じたこととしてご了承下さい。それでは行ってみましょう。
好評だったWEEBILL S の後継機として登場したWEEBILL 2 はWEEBILL S のコンセプトを継承しつつ、ユーザーの要望を取り入れたモデルです。
combo以上には専用の追加グリップと専用バッグが用意され使い勝手と携帯性が向上しました。
モーターも強化され、最大搭載重量ペイロードが4kgとなり装着できるレンズの幅も広がりました。
バッテリーはリチウムイオンから内臓バッテリーに変更され2600mAhとなり、最長で約9時間連続使用が可能になりました。USB-Cで外部バッテリーから電源供給しながらの撮影も可能となり、バッテリー切れの心配もなくなりました。
そして最大の特徴は2.88インチのタッチスクリーンが搭載され、各パラメーター調整などを行うこともできます。
大きく進化したWEEBILL 2 ですが、多くのレビュワーがここが残念と指摘している所もあります。まず、サイズと重量。WEEBILL S よりも一回り大きくなり、重量も公式サイトによると926gのWEEBILL S に対してWEEBILL 2 は約1470gとかなりの重量増となっています。
ただし、サイトにより表示がバラバラなうえ計測状況が分からないので、あくまで参考程度に見ておいた方が良いでしょう。
WEEBILL 2 にグリップや三脚、プレートを装着して手元の計りで計測してみると1983gありました。更に撮影時にはカメラとレンズの重量が加わるので、かなりの重量になります。
WEEBILL S で好評だったクイックリリースが廃止され、カメラを外すたびにバランスを取り直す必要があります。ほとんどの方が社外品のアタッチメントで対応しているようです。
コールドシューも少なく、拡張性に物足りなさを感じます。
操作性への配慮が少し足りないと感じるかなぁ。コントロールホイールはグリップを握ったままでは操作できないし、録画ボタンやモード切替スイッチは撮影中、指が届きにくいですね。
グリップなど全体的にゴツイ作りなので、手の小さい方や筋力に自信のない方は使いにくいと感じるかもしれません。ジョイスティックの位置も角度が付いているので、指の感覚とは違った動きになることがあり、慣れが必要です。
最後に意外にもレビュワーのほとんどが使わないと言っているタッチパネル。バッテリーの消費が増えるうえ、操作のたびにタッチパネルを開くのが面倒といった意見ですね。
では新型のWEEBILL 3 を見てみましょう。全体的にコンパクトになってスッキリとした印象です。重量も約1100gとかなり減量されたようです。スイングアームは細くなった印象で、ここでも減量の努力が見られます。
公式サイトには最大搭載重量が記載されていないので正確なペイロードは分かりませんが、レビュワーの動画を見る限りWEEBILL 2 より更に強化されている感じがします。
バッテリーは2600mAhで最長21時間の使用が可能になっています。使用時間は9時間から21時間に伸びているのにバッテリー容量はWEEBILL 2 もWEEBILL 3 も同じなんですね。
トピックはグリップ根元に装着するリストレストと伸縮スリンググリップ。ジンバルを傾けて持つときに腕にかかる重量を手首に分散させることで負担を40%軽減、撮影が楽になる装備で、装着時は三脚無しでも自立が可能になります。
伸縮スリンググリップは脱着式で、ローアングルの撮影時など必要に応じて取付けます。使用しないときに取り外しておけば邪魔にならず、軽量化もできますね。伸縮式で、長さや角度を変えることで重心点を最適化でき、撮影時に腕にかかる負担を軽減できます。
開閉式大型タッチパネルは廃止され、液晶は小型化されました。
側面についていたコントロールホイールはトリガー下のグリップ根元に変更され使い勝手が向上しています。
また、最近のジンバルの主流となってきている内蔵型ライトとマイクも装備されました。
ユーザーの要望を大幅に取り入れ、更なる進化を遂げたWEEBILL 3 ですが、WEEBILL 2 ユーザーの私が感じた羨ましいポイントと、そうでもないポイントというのもあります。
まず軽量化とリストレストは撮影時のストレスも軽減されるので羨ましいです。トリガー下のコントロールホイールは操作しやすそうで羨ましい。逆に羨ましいと思うのはそれくらいですね。
このクラスの機材を扱うユーザーには内臓マイクの音質は満足できないと思います。外付けのマイクを利用しますね。ライトも自撮り程度なら何とか使えそうですが、使えるシチュエーションは限定されると思います。本格的な撮影にはやはり外付けのライトを使うと思います。
つぎに使用時間が21時間になりましたが、そもそも21時間も連続使用しないですし、外部バッテリーを繋げば良いので私は9時間で十分ですね。モニターはどちらでも良いといった感じ。クイックシューはサードパーティー製品の物を装着しているのでまぁどちらでも良いですかね。
WEEBILL 3 は公式でもWEEBIL S の後継機と言っている通りWEEBILL S のコンセプトを引き継いだ正当な後継機なんだろうと思います。WEEBILL 2 はいろいろと凝り過ぎたためにWEEBILL S の軽量コンパクト&パワフルという評価されたポイントから少し外れたモデルになってしまったのかなと思います。WEEBILL 3 は原点回帰、キープコンセプトのモデルなのかもしれないですね。
すぐにレビュー動画などが沢山アップされると思うので、そちらも注目したいと思います。それにしてもモデルチェンジのサイクルが早すぎて、ユーザーとしては購入、買い替え時が悩ましい所です。