eUREKA!4147のレビュー&ブログ

日常とグルメや購入した物など興味を持った物事をレビューしています。動画も始めました。よろしくお願いします。

半年で3回目!愛車の傷のトラブル

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以前、動画にも上げたHONDA S2000の公道復帰の際も実は色々とトラブルがありました。色々あったトラブルの中でも一番ひどいと思ったのが車の傷のトラブルです。
この個体は訳あって関東から九州まで陸送したんですが、その時に関東のホンダさんに色々と手配していただき、当時ホンダベルノだった地元のディーラーに直送して頂きました。その縁もあって車検や点検・修理など同じディーラーに依頼していました。

全て任せられると思ったのですが…

ですが、今回の公道復帰ではレッカーの手配から仮ナンバーの申請、保険の手続き、ナンバープレート申請、駐車場の証明書取得などは自分で行うよう言われたのがケチの付き始め。レッカー手配は仕方ないとしてもJAF加入は当社でって押してくる上に任意保険も当社保険に切り替えを何度も勧めてきておいて仮ナンバー取得の際に必用自賠責保険については一言も無し。

愛車を預ける自分もお客なのに…

無知な自分が悪いんですが、区役所で仮ナンバー申請の段階になって保険証明書が必要と言われ、あちこちに電話したりディーラーと区役所を何度も往復するはめになりました。
電話すると伝えていたにも関わらず、電話するたびに担当は休み、しかも次の日は店休日だったりして一つの案件を打ち合わせるのに一週間以上かかるというもどかしさ。電話に出てもお客さんが…と早々に切られたり、後日かけ直したり。結局、12月中旬から準備初めて公道復帰が2月。
同時にFREEDの点検も依頼してたんですが、予約日の変更が伝わっていなかったりもしたんですよね。装着しているホイールが今の車検に通らないからと純正ホイールをFREEDに積んで届けたりもしましたね。新車買い換えや新規顧客は大事でしょうが、大事な愛車を預ける自分もお客なんですけどね。

その他にもあった!イライラの原因

また、ナンバー再取得に際して保険会社に事前に準備する書類や手続きが無いか問い合わせたところ、困ってから電話して来いと半ば切れ気味に電話切られるしでフラストレーション爆溜まりです。

車検から戻ってきましたが…

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そんなこんな色々ありましたが無事に公道復帰だなと思っていましたが、バッテリーチャージャーを繋ごうとボンネットを開けたらこの有り様。傷ひとつない状態だったラジエターコアサポートが見るも無惨、傷だらけになっていて呆然としました。しかもインシュロックで留められていたはずの配線も外れたまま垂れ下がっている状態。

早速ディーラーに電話しましたが、やっぱり担当は休み。傷の状態を告げて対応を折り返し連絡くれるよう伝えて電話を切りました。しばらくして担当から電話があり、今日は休みなので、明日改めて連絡するとのこと。
次の日、担当が訪ねてきて写真を撮って帰るも、どうして傷がついたか分からない。整備も連れて行きたいという事で後日、時間をとることにしました。

信頼を損なう対応の悪さ

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後日、担当と整備責任者が来て状態を確認。眺めたり写真とったりするけども、どうして傷がついたか分からないの一点張りで対応については進展せず時間ばかり経過。フェンダーカバーで付いた傷だと思うが、持ち帰って検討させてほしいということになり車を預けることに。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2021/09/s2000-scratch-7-202108-1024x576.jpg引き渡しの際、足形らしき跡を図で示して、この形に見覚えはないかと尋ねましたが、フェンダーカバーの跡ですねと。某有名企業の汎用安全靴の靴底パターンを知っている人は間違いなく疑うと思います。自分はこの時点で完全に信用も信頼も無くしました。

結局は作業しているのは”人”ということ

そして店舗責任者と協議の結果、バフ掛けして傷を消しますという事になったらしいのですが、正直深い傷もあるのでバフ掛けでクリア面ギリギリを攻めても消えないと思いました。それに厳密には傷を消すのではなく、削るのだから状態としては悪くなるので気が進みませんでしたが、やむを得ず承諾。

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しかしと言うか、やはりと言うべきか、深い傷の部分をバフ掛けし過ぎてクリアを完全に削った部分があり、シミのようにそこだけ変色してました。すでにOKを出した後に気付いたので、ディーラーには何も言っていません。FREEDは定期点検パックも残っていますが、今後こちらのディーラーに愛車を預けることはないと思います。ディーラーだからと信頼していましたが、行っているのは”人”ということですね。

FREED右側面全体に傷

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2月後、量販店から帰宅して荷下ろしをしていて気付きました。今度はFREEDの右側面、リアフェンダー付近からフロントフェンダー付近まで比較的浅い傷が破線状に付いていました。

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推測ですが、この傷は悪戯で付けた傷ではないと思います。理由は悪戯や悪意で付けたのなら、もっと深く傷を入れるはずです。そして傷が破線状であること。悪意を持って傷を入れるなら力を入れつつ引く1本線の傷になるはずです。たぶん、アクセサリーかカバンのファスナーやチャームか何かで付いた傷だと思います。傷の線が波打っているので、歩きながら付けたのかなと推測できます。カートなら波打ちませんよね。

幸い傷は浅く軽くコンパウンドかけると消えました。自分では気付かないうちに傷付けていることがあるかもしれないので、お店の狭い駐車スペースでは身に付けているものにも注意を払って欲しいですね。

FREED左側面にドアパンチ

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3回目は3か月後。ドアパンチ、これは悪質ですね。これぶつけたときに気付いてると思うんですよね。この日は一番端の駐車スペースで左側にも車は止まっていませんでした。勤務が夜勤なので午後3時頃駐車、午前0時に戻ってきたらこうなってました。

腹をたてても始まらないので、コンパウンドで磨くことにしました。磨いてみると幸い凹みやエクボもありませんでした。相手の塗装がこびりついていただけで、こちらの塗装は剥がれることもなく、ほとんど分からなくなりました。仕上げの磨きとコート済塗布すれば気にならなくなりました。こんなことは本当にやめて欲しいですね。

ドラレコはタイムラプス式がお勧め

一応ドライブレコーダーを確認しましたが、Gセンサー式のドライブレコーダーには録画されていまでんでした。なので泣き寝入り、腹立たしいです。やはり防犯にはタイムラプス式のレコーダーが欲しいですね。

以前に遭ったドアパンチ

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実はこのFREED、購入して1万キロも走らないうちにドアパンチされてるんですよね。このときはぶつけた人が警察に連絡してくれました。でもこういった事故はあとが大変で、警察に行って実況見聞、保険会社に連絡、手続きなど色々と手間が掛かりました。ほんと、事故って良いことないです。

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ちなみに、居間までで1番ひどかったのは父のマーチがディスカウントショップの駐車場でドアパンチされたときですね。この時は本当にひどくて、傷だけじゃなく筋状に凹んでしまいました。勿論、当て逃げで犯人は分かりませんでした。この時は流石に怒り心頭、しばらく怒りが収まりませんでした。

トラブル続きで気持ちも下げぎみですが、これ以上続かないよう自分も気を付けつけたいと思います。

 

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1300Wの大型家庭用フライヤーの実力と使い勝手は?


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2年も前に購入したフライヤー

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今回は2年前に購入していた大型のフライヤーを今更ですが、開梱レビューしてみたいと思います。もともと自宅で気軽に揚げたてのフライドポテトが食べたくて購入したんですが、機会なく2年間、開梱もしないまま放置していました。揚げ物って油を鍋に移したり、洗ったりが面倒だし、家族で食べる時も予め揚げたものを食卓に並べるみたいな感じで、本当の揚げたてを食べてるわけじゃないですよね。鍋を囲んで、自分で揚げて食べるというスタイルはイベントとしては盛り上がるけどなかなか難しいですね。その点、フライヤーは油を移す手間も減るし、フライヤーを囲んでみんなで揚げ物が楽しめます。また、電源さえあれば野外でも気軽に揚げ物が楽しめるので欲しくなって買っちゃいました。

一人用の油を使わないフライヤーもありますが、用途を考えると小さすぎるので大型のものを購入しました。購入当時、大型のものでは最安に近い価格で7000円程度だったと記憶しています。当時、あまり深く考えずに購入したので、この箱からも想像できるように使用時のサイズが気になりますね。

開梱&組立

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開梱は箱は大きいですが、見た目ほど重くないので一人で大丈夫です。梱包も丁寧に一つ一つビニールに包まれています。

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同梱品は本体カバー、油槽、本体蓋、バスケットの取っ手、バスケット、操作パネルとヒートユニット、取扱説明書と注意書き。

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本体のほかに付属品としてオイルポットも付いていました。パーツとしては油槽、濾過用のザル、蓋。油の使用量が4リットルなのでこれは嬉しいですね。

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本体を組み立てます。本体カバーに油槽をセットします。次にヒートユニットを本体カバーのレールに沿ってはめ込みます。バスケットに取っ手を取付けます。バスケットを油漕内に入れて蓋をすれば完成です。本体の組み立ても簡単でした。

使うときは蓋を開け、バスケットのフックを油漕の端に掛けて食材を投入。蓋をして窓から様子を見ながら調理します。電源コードはヒートユニットの背面に巻いて収納します。

シンプルな設定画面

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操作パネルは液晶画面とボタンだけで凄くシンプルです。きのこ類の調理140度で6分、パン類の調理150度で5分、魚類の調理160度で7分、エビ類の調理170度で6分、肉類の調理180度で8分、ポテト類の調理190度で10分、調理時間は1分刻みで60分まで設定できます。後はスタートボタンを押すだけで加熱が始まります。8分~15分で設定温度に到達し、ブザーが1回鳴り調理時間のカウントダウンが始まります。カウントダウンが終わるとブザーが5回鳴って加熱が止まります。

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設定温度は蓋に付いているシールを参考にします。

油の容量が4リットルということで、やはり本体はかなり大きいです。大きい分いろいろ揚げることができると思います。たっぷりの油でカラット揚がりそうです。ただ、油が4リットルということは油を適温にするまでに時間がかかるということですよね。消費電力は1300ワットらしいので、電気代も気になります。それでは実際に調理してみましょう。

実際に調理してみた

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この商品は大型なので最小3.4ℓ、最大4.0ℓの油を使います。なので用意した油は1.5ℓを3本、やっぱり結構な量ですね。安い油を購入しましたが、金額もそれなりになります。油漕に最小・最大のメモリがあるので、注意しながら油を入れていきます。油を入れたら蓋をしてコンセントを差します。

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定番のからあげ定番のからあげ。

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おつまみに串揚げセットおつまみに串揚げセット。

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揚げたてが最高!フライドポテトを用意しました。

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注意書きを読むと、どれも170度前後で3分くらいの調理を勧めているので、エビ類コースの170度で揚げていきます。スタートボタンを押して10分~15分くらいで準備完了のブザーが鳴りました。

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蓋を開けて、バスケットのフックを油漕に掛けてから食材を入れます。一度に入れ過ぎると油の温度が下がって仕上がりが悪くなるので注意です。食材を適量入れたら油跳ねに注意しながらバスケットを油に沈めます。調理中は蓋を閉め、蓋の窓から中の様子を見ます。ときどき食材をひっくり返したりしてムラなく揚げます。

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ブザーが5回鳴って調理時間の終了。バスケットを油漕に掛けて油を切ります。揚がった食材をオイルポットのザルに移します。表面はカリッと、中はジューシーに揚がっています。
(※エビ類コースでは3分の指定ができないので、3分ほど待ってから食材を投入しています。)

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次は串揚げを揚げていきます。これ飲みながらやると楽しそうですね。眺めているだけでお酒が進みそうです。

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表面がサクサクに揚がっていて香ばしく、中はホクホクです。

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そして私の本命、フライドポテトを揚げます。ファストフードのテイクアウトで食べるフライドポテトはもうたくさん。やっぱり揚げたてが食べたいですよね。

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いい感じに揚がりました。1kg300円しないので安上がり、塩分も調整できるので映画鑑賞には欠かせないですね。

後片付けは?

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調理の後の片付けも大事です。バスケットは取り出して、取っ手を外してそれぞれ洗います。ヒートユニットも取り出して操作パネルに水がかからないよう注意しながら洗います。

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油は油漕を本体から取り外して切り口のある角からオイルポットに移します。ザルは取り外して洗います。4.0ℓ入れるとオイルポットも一杯になりますね。

使い勝手について

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最後に使い勝手などを少し紹介します。販売店によっては1100ワットと説明されていますが、1300ワットが正しそうです。ヒートユニットのシールとヒーターに1300Wと表示されていました。熱源とコントロールユニットは価格相応の作りといった感じですが不満はないですね。ちょっと一か所凹みがありました。

油槽のカバーはエッジは曲げられていてバリなどはありません。厚みは少し薄い気がしますが問題ないと思います。合わせ部分の作りが甘いのは仕方ないですね。

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蓋には透明の窓が付いていて、調理中の食材の状態が分かるので良いですね。蓋に付いているフィルターの交換は基本できない仕様になっています。取説には留めている爪を開いてフィルターを取り出し、洗剤でもみ洗いって書いていますが、恐らく数回取り外すと爪が折れると思います。操作パネルには設定温度が表示されないので、蓋のシールで確認するしかないですね。

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油槽は形がいびつで側面が波打っています。油槽の厚みも少し薄く感じます。油槽はもう少し厚いほうが使っていて安心できると思うのですが、ちょっと残念ポイントです。

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油漕のエッジはプレス成型のままなので、油を移す際は持つ指が少し痛くなりました。色剥げは後から塗られた跡が数カ所見受けられました。

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バスケットは思ったより浅目ですね。もっと食材が入ると思っていました。バスケットに一部油のようなベタつきがあったのはマイナスポイントです。使用前に全て洗剤で洗いましょう。バスケット用の取っ手は価格相応の質感。

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設定時間も制限があって、今回使用したエビ類コースは170度で6分の設定なんですが、170度で6~60分までは1分刻みで設定できるものの、1~5分は設定できないんですよね。

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そして60分まで設定できるものの、取扱説明書には30分使用したら30分休ませろと書かれています。揚げ物パーティーには向かないかもしれないですね。ちょっと残念。高価だけどはやはり業務用が欲しくなります。

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また、温度のみの設定も出来ません。必ずコースを選ぶことになり、140度から10度刻みの190度の中から選ぶことになります。時間のみ設定すると1分~60分まで設定できるものの、温度は190度に固定されてしまいます。シンプルで使いやすそうな操作系ですが、温度・時間ともに細かく設定したい場合、他の製品も検討した方が良さそうです。

家庭用だということ

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本体重量が3.3㎏ということで、油を4リットル入れると7㎏以上になるので、女性でも軽々移動は無理があるんじゃないかと思います。油を入れると据え置き状態になるんじゃないですかね。あくまで家庭用で、品質は価格相応といった感じです。購入の際は大型なので保管場所や消費電力、油の処理なども考慮して検討してみてはいかがでしょうか。

愛車の車内を簡単イメージチェンジ


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今回は車に関する小ネタです。痛んだハンドルジャケットを交換したいと思っていたんですが、交換ついでにインテリアモールも取付する事にしました。愛車の内装をハンドルジャケットとインテリアモールで簡単にイメージチェンジします。

古くなったハンドルジャケットを外す

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まずはハンドルジャケット。古くなったsparcoのバックスキン調ハンドルジャケットを外していきます。

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ハンドルの下の方からハンドルジャケットをめくるようにして手前に引っ張ります。このとき、指先をハンドルジャケットのエッジに掛けてグイっとめくりますが、爪がハンドルに当たってハンドルに傷を付けないよう注意します。

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外れたら同じ要領で左右交互に外していきます。

古いハンドルジャケットの状態

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改めて古くなったsparcoのハンドルジャケットを見てみると、日焼けで変色していたりバックスキン調の生地が剥がれていたりしていました。

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運転中、邪魔だったゴム製のsparcoのロゴは角が千切れています。

ハセプロ本革仕様マジカルハンドルジャケット

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交換用に購入したのは、カーボン柄カー用品でお馴染みハセプロの本革仕様マジカルハンドルジャケットです。sparcoのバックスキン調は本物のバックスキンとは似ても似つかない代物で剥がれた生地が粉状になって手にくっついてたんですよね。それが不満で今回は本革に拘ってみました。

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派手さは無いですが、パンチングレザーに赤い縫い糸が質感も高くカッコいいと思います。いろいろ探した中で質感とデザインでこれに決めました。

新しいハンドルジャケットを取付ける

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装着は外した時と逆の手順で装着します。まずハンドル上部に赤いトップマークがあるので、しっかりセンターを確認します。

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ハンドル上方にハンドルジャケットをはめ込んでから左右交互に少しずつ被せていきます。

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1/2程度装着出来たら、ここからはハンドルジャケットのエッジを指先に引っ掛けて引っ張りながらハンドルに被せていきます。

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2/3程度装着出来たらハンドルジャケットの下方エッジを手前に引っ張りながら被せると簡単に装着できます。チョット力が必要ですが、コツを掴めば誰でも簡単に装着できると思います。このときも爪で引っかき傷を付けないように注意します。

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装着出来たらハンドルを握り込んで微調整、滑ったりダブつきが無いか確かめます。

ファーストインプレッション

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このハセプロ本革仕様マジカルハンドルジャケットは確かに本革なのでしょうが、おそらくジェニュインレザーではないでしょうか。サラサラとした肌触りで、ハンドルを握ったときに少し滑る気がします。

以前乗っていたBMW2台とS2000は本皮巻きのハンドルでしたが、しっとりとした肌触りで手に馴染んでいました。それとは明らかに違う感触ですね。

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交換前のスパルコのハンドルジャケットに付いていたロゴは厚めのゴム製で、ハンドル操作の際に指に引っ掛かりストレスになっていましたが、ハセプロのハンドルジャケットは刺繍されていて高級感もあるし引っ掛かりも少なくて良いですね。

インテリアモールの取付け

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次にインテリアモールで室内にアクセントを加えます。使用するのは2㎜幅のラインになります。

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同梱品としてはモール、サンプル、両面テープ3枚だけですね。説明書はパッケージ裏になります。

取り付け前にサンプルを使って取付けられる場所を確認していきます。ダッシュボードのパネルにはギリギリ付きそうです。ダッシュボードのテーブル面は助手席側には何とかいけそうでしたが、運転席側はダメでした。ダッシュボードのトレー横は付きそうですが手前は全然ダメでした。エアコンの操作パネル周りもダメでした。シフト周りは大丈夫。ピラー継ぎ目もOKです。ドア周りはどこも隙間が無く取付けできませんでした。ファブリックとプラの継ぎ目には付けられそうです。

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画像に赤いラインを引いてシュミレーションしてみました。全ての個所に取り付けると流石に後付け感が半端ないですね。場所を絞って取り付ける事にしました。

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始めにダッシュボードパネルに取付けます。長さ調整しやすいよう、取付は邪魔なものが有る方から取り付けていきます。長さが決まったらカットして一度取り外します。ダッシュボードパネルにはモールのクサビが途中までしか入りませんでした。ですが、ダッシュボードパネルの段差を利用できそうです。

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モールの上面に両面テープを貼って固定していきます。

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ダッシュボードパネルの端に合わせ、しっかりと押し込みます。クサビを押し込みつつ上面を押さえて両面テープで固定していきます。同じようにして運転席側も取付けました。

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シフト周りはワンポイントとして縦に1本だけにしました。

今度はドア周りに取り付けていきます。

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ドア周りはファブリックとプラの継ぎ目に装着するのでクサビに両面テープをぐるっと表裏に貼っていきます。ここは目に付きやすい上の方から取付ました。ドアはココだけで、ひじ掛け横には取付けませんでした。

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シンプルに後付けけ感が出ないように場所を絞って取付けました。もともと地味なFREEDの内装が少しスポーティーな印象になりました。モールはだいぶ余ったので、飽きたら場所を変えて取付けてみようかと思います。

車種専用サンシェードを購入してみた

カスタムではないですが、今回FREED専用のサンシェードというものを購入したので、使い勝手などを少しご紹介します。いままでは安い蛇腹タイプの汎用品を使っていましたが、車も変わりサイズが合わなくなったので購入を思い立ちました。日差しで車内が高温になる時期にあると便利なサンシェードですが、すぐに外れてしまう・邪魔・脱着が面倒といった不満がありますよね。チョットお高い車種専用なら不満を解消してくれるんじゃないかと思い、あれこれ物色して決めました。

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専用の袋に収納された状態ではコンパクトですが、広げるとメチャクチャ広いですね。運転席から見るフロントガラスの大きさとは大夫印象が違います。

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広げたサンシェードをたたむときはサンシェードを半分に折り、8の字を作るようにネジって丸くなった部分を合わせるように形を整えます。

実際に使ってみたら・・・

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通常、一連の作業は車内で行うと思うのですが、実際にこれを車内でやってみました。専用袋から取り出して半分折の状態にしたところで既に車内いっぱいになってしまいます。広げるのに車内のあちこちにサンシェードのフレームがガシガシ当たっちゃいます。広げてしまえば装着は簡単で、流石専用といったところでしょうか、ズレることもなくちゃんと取付ければ隙間もほぼなくなります。

 

収納はサンシェードを半分に折ってねじるまでが大変でした。ねじる際もコツをつかむまで、かなりもたつくと思います。今は一人で行っているので出来ましたが、同乗者がいる場合、同乗者が乗車したままでは無理があると思います。同乗者がいる場合は車外で収納しするしかなさそうです。

蛇腹タイプとの比較

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一方、蛇腹タイプのサンシェードは展開も折りたたみも簡単で、それほど面倒とは感じません。動画内で使っている蛇腹タイプは昔使っていた普通車用でサイズも小さいので、比較対象になりませんがイメージとしてはこんな感じかと。今更ですが車種専用の蛇腹タイプが自分には合っていたかなと少し後悔しています。

 

今回購入したサンシェードは車中泊や仮眠用にきちんと設置して使う用途には隙間も少なく良い商品かもしれないですね。好みもあるでしょうが、用途によって使い勝手も違ってくるので購入の参考になれば幸いです。

 

過去の関連記事///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

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低周波治療器のコード交換してみた


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National製EW6021低周波治療器

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何年も前に購入して使わなくなっていたナショナルの低周波治療器EW6021(パナソニックEW6021P)、パナソニックにブランド統一される前のナショナル製ということで、商品自体かなり古いものになります。

放置状態になった理由

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使わなくなった理由は専用のパッドなんですよねぇ。パナソニックの専用パッドはロングユーズパッドといって洗えば最高400回繰り返し使えるというもので、薄い金属のシートに粘着性のあるジェルがくっついているタイプですが、これがすぐにダメになっちゃうんですよね。

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まぁ、ジェルも400回も使えないわけですが、それよりも金属のシートが致命的にダメです。これは最近購入した互換品なんですが、純正品も同じように金属なのでこんな感じに折り曲がると折り形が付きます。純正品はもっと顕著に形が付いちゃうんですよね。私は低周波治療器はよく寝転んで使うんですが、体を動かした際にパッドを変形させてしまうことが多々ありました。

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パッドをはがす際も要注意で、角度をつけた状態でパッドを剥がすとパッドが反ってしまい以後、剥がれやすくなります。一度形が付くと何やっても元には戻りません。折り形が付いたパッドを使うと電気のビリビリとした痛みでとても使えないんですよね。

OMRONのエレパルス用Long Life Pad

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いまメインで使っているオムロンのエレパルスはシリコンシートにジェルがくっついたロングライフパッドなんですが、こちらは比較的形はつきにくく長く使えています。

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ですがロングライフパッドにも弱点があって、真ん中あたりは弱く、折り曲げると凹み形がついてビリビリしやすくなるんですけどね。ですがパナソニックのパッドよりは遥かにマシです。

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因みに、これはずっと使っていたロングライフパッドで、こちらが今回購入したロングライフパッドです。クッション材とジェルの厚みが増して耐久性への改良がされているみたいですね。
そしてこのEW6021は専用パッドを4枚も使うので、頻繁に買い替えとなると痛い出費となります。そんなこんなで使わなくなってたんですが、以前からオムロンのロングライフパッドが何とか使えないかなと考えていました。

問題は端子のサイズでした

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そのままだとパッドとの接続端子のサイズが合わないので使えません。以前からコードを交換したいと考えていましたが、オムロンの純正コードを2本買うと安いエレパルス本体が買えちゃうので本末転倒だなぁ・・・と諦めていました。

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ところが最近、エレパルスのパッドを購入しようと検索していたところ交換用コードを激安で発見。パナソニックEW6021Pも既に生産終了し、このままだと只のゴミになるだけなので、この機にコードを交換しようと迷わず購入しました。うまくいけばコスパも良くなりナショナルEW6021を使う機会も増えると思います。

本体カバー外して分解

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早速、分解していきます。本体を裏返して電池ボックスを開けて電池が入っていないか確認します。電池ボックスの中にはネジは隠れていないようです。本体は裏から5本のネジで止まっています。まずはこのネジから外していきます。

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ネジが外せたら次は爪を外していきます。合わせ部分をよく観察すると分かるのですが、爪の位置は少し変わっていて、左右対称ではないようです。爪は7箇所あるので、爪を割らないように慎重に外していきます。

内部構造

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本体カバーが外れたら、コードを切らないように慎重に開けていきます。パッドの接続端子のコードはリールで巻き取るようになっています。このリールを取り外さないとコードの交換はできないようなので取り外していきます。
まずはネジ3本で留まっているコードのガイドの蓋を外します。外れたらリールのカバーと基盤を留めているネジ3本を外します。

コード交換の肝はコード巻き取りリール

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取り外せたら構造を確認します。構造は意外と単純で、コードはリール内側で金属の端子にハンダ付けされていて、リールのカバー内には巻き取り用のゼンマイが仕込まれています。
片方も外していきますが、ガイドの蓋の形状が若干違っていて、ネジ3本と爪2カ所で固定されています。
リールを取り外したついでにエアダスターと刷毛で埃を飛ばして掃除しておきます。

コードを交換する準備ができたので、コードを交換していきます。まず、購入しておいたオムロン純正エレパルス用コードを加工していきます。コードにはそれぞれの極性があるので、白の端子側に黒のペンで印を付けておきます。

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コードの本体接続端子を電工ペンチでカット、被覆を剥がしておきます。

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このとき注意しておきたいのは、リールをよく観察すると赤端子のコードと白端子のコードの長さが微妙に違います。リールに取り付ける際に重要なポイントなので長さは合わせておきます。
コードをハンダ付けする前にコードは全てリールから出しておきます。リールの端子にも白の端子側に黒ペンで印を付けておきます。

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リールからコードを取り外してハンダ付けします。交換用のコードを端子にハンダ付け出来たらリールに取付て、逆の手順で元通りに組み立てていきます。

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オムロンのコードには裂け止めのテープがあるのでカットします。

動作確認

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さっそく電池を入れて動作確認してみます。パッドを取付て、腕に張って試してみました。問題なく通電して筋肉がピクピクなりました。成功です。コスパのいいオムロンのロングライフパッドが使えるようになったので、EW6021の出番も増えそうです。よかった、よかった。

DIYは自己責任で

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※この動画及びBLOGで紹介した改造はメーカーは推奨していません。また、この動画及びBLOGも改造を推奨するものではありません。あくまで自己責任にて行っています。この動画及びBLOGで生じた如何なる損害・事故も責任は負えません。改造・改修は自己責任にて行ってください。

反面教師のDIY ~剥がれた漆喰壁の補修

youtu.be

 剥がれた壁の状態

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今回は台風時期に風で大きく剥がれ落ちた漆喰壁をDIYで補修してみました。古い家なので、壁は土壁に漆喰で仕上げられていますが、剥がれた後を見ると、既にだいぶ剥離が進んでいたようです。

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白く見えている部分が剥離していたところで、凹んで土壁が露出している所が剥離していなかった為に漆喰が剥がれ落ちる際に漆喰に持っていかれた所なんだと思います。

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まだ剥がれ落ちていない漆喰もよく見ると完全に浮いてしまっていました。土壁は凹んだり欠損部分もあるので、壁の補修も必要ですね。

壁の補修の準備する

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浮いてしまっている残った漆喰を剥がしていきます。スクレッパーを差し込むだけで簡単に大きな塊が剥がれました。

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壁の表面の埃や落ちた壁の残骸を掃除しておきます。隣の駐車スペースも近いので、こまめに掃除しておきました。

まずは土壁の補修

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まずは壁の凸凹を壁の穴埋め補修材で埋めて平らにしていきます。作業は保護メガネ、手袋をして行います。作業中、補修材の粉が舞うので吸い込まないよう注意しましょう。

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説明書に書いてある量の水を用意しておきます。補修材に水を加えて練っていきますが、水は数回に分け少しずつ加えてます。

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はじめは水が足らなくなるんじゃないかと思いましたが、良く練ることで丁度いい固さになりました。ある時点から一気に柔らかくなるので、水の入れ過ぎには注意です。

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壁に補修材を塗る前に壁に水を吸わせておきます。土壁は予め水を吸わせることで補修材や漆喰を塗る際、土壁に水分を吸われて施工後の剥がれやひび割れを防止します。ですが、この後失敗に気が付きます。

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ここで失敗に気づくんですが、補修材を塗ろうとすると土壁の土が補修材と一緒にコテにくっついて剥がれてくるんですね。厚塗りするところは何とか誤魔化せましたが、薄塗りのところはダメです。補修材がのってくれません。家にあったコテの状態も悪く、滑りが悪いせいもありますが、完全に失敗しました。

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実は施工前に色々調べたんですが、土壁に補修材や漆喰を塗る際は予め水を含ませておく方が良いとか、灰汁止めは要らないとか色々書いてあったり、なにも説明が無かったりしてどれが良い方法か良く分からないまま作業に入ったんですよね。

この時はもう、補修材も練ってしまったのでこのまま作業を続けましたが、補修材を塗る前のこの時点で灰汁止め・下地補強の下処理剤を塗っておくべきでした。薄く塗れないので、かなりの厚塗りになってしまいました。

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そしてもう一つ失敗してますね。補修材をチョイチョイと塗るだけで終わると思っていたのでマスキングもしていません。補修材が思ったようにのってくれないし、思ってた以上に補修面積が広くなったので柱などを汚したり、はみ出したりしてしまいました。マスキングもしておけばよかったですね。汚れたりはみ出した部分は乾く前に洗い流しました。

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補修材が乾くまで一日おいてから灰汁止め・下地補強の下処理剤を塗っていきます。

灰汁止め・下地補強材を塗布する

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補修材を塗る際に汚してしまったのでマスキングをする事にしました。まず、マスキングテープを貼り、マスキングテープの上からマスカーを貼っていきます。

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次に下処理剤を準備します。下処理剤を塗ることにより土壁からでる灰汁を防いだり、壁面を固めて崩れにくくし、漆喰が塗りやすくなります。説明書の通り始めの1~2回は水で薄めてから塗り、仕上げは原液のまま塗っていきます。空のペットボトルを使えば混ぜるのも楽だし、保存もできるので便利ですね。

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脆くなったり弱っている部分にはしっかり染み込ませておきます。1回目を塗ってから半日待って2回目を塗り、1日置いてから3回目に原液を塗りました。

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24時間以上乾燥させれば下処理は完了です。壁面は糊で固めたようにカチカチになります。初めから塗っておけばよかったですねぇ。

漆喰を準備する

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気を取り直して漆喰の準備をしていきます。今回は乾きが早く工期の短縮、割れにくく綺麗に仕上がりになるという事で漆喰用ボンドを混ぜる事にしました。

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容器に漆喰用ボンドを入れ、水を入れていきます。このとき、漆喰用ボンド+水の量が指定された水の量になるようにします。

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よく撹拌し、漆喰を投入します。漆喰を投入したら触らず3分~5分ほど放置して漆喰に水を吸わせます。

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漆喰が水を吸ったらヘラなどでコネていきます。途中、面倒くさくなったので手でコネました。結局手でこねるのが早いですね。

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漆喰のダマがなくなったら撹拌機で更にコネていきます。粉の状態からいきなり安物の撹拌機を使うと壊れるらしいので、これくらいから使うのが良いみたいです。

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しっかり練ってホイップクリームみたいになったら乾燥しないよう、ラップやビニールで包んで一晩練り置きします。

コテ板をDIYで製作する

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漆喰を練り置きしている間にコテ板をDIYで作ります。頻繁に使う道具でもないし、買うと結構な値段するので、家にあるものを利用します。ちり取りでも十分ですが以前、プレハブを修理した時のアルミ複合版の端材を使う事にしました。

アルミ複合版は発泡ウレタンをアルミで挟んだ板で、軽くて強度もあるのでコテ板の材料としては十分でしょう。気軽にカッターナイフで加工できるのいいですね。

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取っ手は家に転がっていた木の端材をホットボンドで接着。念のため負荷のかかる部分には釘も打っておきました。

下塗りの準備

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いよいよ漆喰を塗っていきます。今回は四方全部をマスキングしていきます。

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マスキングテープは壁面から漆喰を塗る厚みぶん、数ミリあけて貼っていきます。

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今回、壁の補修作業をするにあたって新たに脚立や足場台を買うかかなり迷いましたが、結構な値段するので諦めました。コテの長さもあるし、ギリ届くかなぁと思ってたんですが、やっぱりこれが失敗の要因の一つとなりました。安心安全な作業が第一で、ケチる所じゃないのは分かっているんですけどねぇ。

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練り置きしていた漆喰の固さを調整していきます。少し水を足すだけであっという間に柔らかくなるので、水の入れ過ぎに注意しながら調整しました。

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ですが、正直素人には耳たぶより少し柔らかいくらいとか言われても分からないんですよねぇ。このときは大分柔らかくしたつもりだったんですが、結果的にもう少し柔らかくしておけば良かったなぁって思います。

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漆喰が準備できたらお玉でコテ板に適量のせます。職人さんがやっている例のあの動作ですね。

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コテ板の上で使う量だけ分けておきます。

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コテ板を90度~120度くらいまで起こしながらコテをスライドさせて漆喰をコテにのせます。漆喰をコテにのせるときに手首のスナップを効かせるのがコツです。

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一見難しそうに見えますが、漆喰はセメントなどより粘りがあるのでコテ板から簡単に落ちたりしません。職人さんのように格好良くはいきませんが、漆喰塗りの醍醐味、職人気分が味わえます。

下塗り(1回目)

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いよいよ漆喰を壁に塗っていきます。1回目の下塗りは仕上がりを気にせず、壁全体に擦り付けるように薄く塗っていきます。今思えば、ここでもしくじってますねぇ。漆喰がカメラアングルなどの準備や作業中に硬化が進んで少し固くなってしまってます。そのせいで漆喰が薄く伸びず、見ていても塗りにくそうですよね。

中塗り(2回目)

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1日置いてしっかり乾燥させてから2回目、中塗りをしていきます。中塗りは漆喰面が平らになるよう凸凹に気を付けながら塗っていきます。実はこの段階で失敗を確信しています。最初の補修作業で無理やり補修材を塗ったので、補修跡に厚みが出てしまい思った以上に凸凹になっています。凸凹を無くすために大分厚塗りになってしまいました。

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途中で手袋をしていないのに気付いて手袋をつけました。漆喰は強いアルカリ性なので、手袋をしていないと肌がカサカサに荒れちゃうんですよね。このあと更に失敗は続きます。

上塗り(仕上げ塗り 3回目)

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3回目、仕上げの上塗りは3日ほどあけて作業しています。ひび割れ防止のため、漆喰面に霧吹きで水気を与えて仕上げ塗りの漆喰が水分を持っていかれないようにします。

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動画には映っていませんが、上塗りの漆喰に漆喰油を加えました。漆喰油を加えると3年程度、汚れが付きにくく、防水・ツヤ出し効果が続くらしいです。 仕上げの上塗りは、とにかくコテ痕を消しながら滑らかで平らな面を目指して塗っていきます。下塗りと中塗りの失敗を踏まえて漆喰はかなり柔らかくしたんですが、ここでも失敗。作業に夢中になり過ぎて時間をかけ過ぎてしまってます。時間をかけ過ぎたせいで漆喰が徐々に固くなっていて漆喰面が滑らかさに欠けています。 頻繁に脚立を上り下りして漆喰の固さ調整をする手間を惜しんだ結果、このあと後悔することになります。

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上塗りが終わったら漆喰が固まる前にマスキングを剥がします。DIYでワクワクする瞬間ですね。作業が終わっらたら漆喰が完全に乾くまで1週間は漆喰面が雨などで濡れないよう養生しておきます。

補修作業完了

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補修が完了した壁がこちら。

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一見きれいに仕上がっているように見えますが、近くで見ると凸凹が残っていたり、ヒビも出ています。ヒビの原因としては部分的に厚塗りになってしまったこと、漆喰の固さ調整の失敗、作業に時間をかけ過ぎたこが主な原因じゃないかとおもいます。ヒビは時間を見て上から薄く漆喰を塗って誤魔化そうかと思っています。仕上がり的には足場台があれば壁の上の方まで楽に届いて仕上げも綺麗になったと思います。なにより足元が安定して大きな動作で塗れるます。漆喰の固さ調整や補充のための上り下りも楽になったかもしれません。

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今回経験を積んだことで次回はもっと上手く綺麗に仕上げられると思います。機会があればリベンジ頑張ります。

 

 

長期不動のS2000を公道復帰

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公道復帰の準備としてバッテリーの交換とバッテリーチャージャー接続を行っていた、長期不動状態のHONDA S2000 AP-1 を点検・整備そして車検を受けました。

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今や映画やドリフト人気、アメリカの25年ルールの影響もあって、JDMとして日本の旧車が大人気となっています。旧車には最新型では味わえない操作性や乗り心地、いじる楽しみもあって日本国内でも興味を持っている方は多いと思います。興味はあるけど気になるのはやはり維持費。車のメンテナンスにあまり詳しくないという方には購入の大きな壁になっているはず。そこで今回、公道復帰するにあたり交換した部品や掛かった費用などを簡単にご紹介します。

長期不動状態のS2000の状態

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車の状態としては、前回車検に出してから2回程近所を流した程度で、エンジンをかける回数も少な目でした。当然バッテリーも上がり、車検も切れ、ガレージで冬眠状態に。久しぶりにエンジンをかけようとしたところセルは回るけれど初爆は無し。ジャンプスタートでもダメ、ヒューズ関係も問題なし。一番疑わしいのは旧車の定番、フューエルポンプの故障です。

フューエルポンプの交換手順とリスク

フューエルポンプの場所や交換方法も調べて知っていましたが、車いじりに詳しくない私には敷居の高いものでした。まず、古くなった満タンのガソリンの処理、火災などリスクの高さ、フューエルポンプにたどり着くまでの作業工程など、超素人がガレージ内でDIYするには無理があると感じました。

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ちなみに、フューエルポンプの交換はトランク内の内張を剥がし、フレームを露出させます。次にシートのヘッドレストの隙間に潜り込んでリアトレイを外し、トランク側から抜き取ります。

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フューエルポンプのカバーを外せばフューエルポンプのユニット上部が現れます。ボルト9本を外してフューエルポンプのユニットを取り出します。レビューを見ても皆さん大変苦労して交換されているようです。作業の手間を考えるとDIYより専門業者に依頼した方が良いかもしれません。信頼できる業者でサードパーティー製のポンプに交換してもらうのがコストパフォーマンス良いと思います。

20年経過した交換部品の状態

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S2000をディーラーに渡して2週間ほどで帰ってきました。ディーラーに持ち込みの際、交換部品の取り置きをお願いしておきました。戻ってきたのはフューエルポンプ回りとインジェクション4個、フローターなどは使い回しですかね。故障の原因はやはりフューエルポンプだったようです。保管時にガソリンは限界まで入れ、錆防止のケミカルも入れていましたが、白いプラスチック部品は茶色く変色し、ポンプ本体は金属部分が錆びに覆われていて20年の歳月を感じさせます。

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交換部品の様子を見るため、フューエルポンプは分解できる部品を取り外していきます。経年劣化が心配なのでプラスチック部品を割らないよう、慎重に外していきます。コネクタの爪が外れなくて手間取りましたが、何とか外れました。ホースクリップを外してねじりながらポンプ本体を引き抜きます。取り外すと想像以上にポンプに錆が出ていました。ポンプに付いているフィルターを振るとガサガサと音がします。明らかにフィルターの中に錆が溜まっています。フィルターの開口部から出してみると、驚くほどの錆びの粉が出てきました。タンク内の錆が心配になりますが、大丈夫なんでしょうか。ディーラーに整備を頼んでいるので大丈夫だと思いますが・・・。

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インジェクションは変形や破損はありませんが、黒く焦げたような痕があり、ノズルは古いガソリンで汚れていました。(※錆びの粉は袋に一緒に入れていたフューエルポンプから出た錆が付着した物です)

部品は洗浄して保管

部品はパーツクリーナーで洗浄しておきます。状態を詳しく見る為ということもありますが、今後修理の際の参考になるかもしれないので綺麗にして保管しておきます。それにしても20年分の錆は凄いですね。外したプラスチックパーツとインジェクションも軽く洗浄しておきました。

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洗浄したパーツはこんな感じです。ユニットのプラスチック部分は劣化も見られず、比較的状態は良いみたいです。丁寧に洗浄すればもう少し汚れも落ちると思います。

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問題のポンプ本体は、ワイヤーブラシ使わないと綺麗になりそうにありません。通電確認して分解しようと思っていましたが、これ見てやめました。

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赤茶に染まったフィルターは綺麗になりませんでした。インジェクションは見た目綺麗になりました。精密部品なので再利用できるか分かりませんが、一応取っておきます。その他、プラスチック部品やコネクタは劣化もなく問題なさそうです。

今回の整備で支払った金額の内訳

今回、5年間眠っていたHONDA S2000を点検・修理、車検をホンダ直営のディーラーに出してかかった費用です。

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内訳は、保安確認検査料8,800円、24か月定期点検24,035円、ブレーキメンテナンスキットD1,870円、ヘッドライト焦点1,870円、インジェクターパッキンセット4個57,640円・技術料6,270円、フューエルポンプセット48,620円・技術料8,360円、ストレーナーセット5,093円、リテーナー2個506円、ブレーキオイル0.7ℓ1,439円・技術料4,180円、エンジンオイル4.8ℓ14,582円、オイルフィルターカートリッジ1,375円・技術料2090円、ドレンプラグ77円。

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各サービス費用の合計金額は、部品代115,181円、油脂代16,021円、技術料55,825円、検査代行手続料11,000円、検査・点検・整備代金合計198,027円。

重量税37,800円、自賠責21,550円、印紙代等1,000円、諸費用等合計60,350円。

その他22,640円。

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トータル281,017円(※割引含む、レッカー代・仮ナンバー申請・希望ナンバー取得費などは含みません)。

前回の整備で支払った金額の内訳

ちなみに、前回(といっても2015年ですが・・・)の点検・整備、車検を同じホンダのディーラーに出した時の費用です。

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保安確認検査料7,020円、24か月定期点検19,440円、ブレーキメンテナンスキットD1,836円、ヘッドライト焦点1,944円、ソフトトップコントロールユニット18,360円・技術料3,888円、スパークプラグ4個6,480円、右フロントスタビライザー4,212円・技術料2,916円、左フロントスタビライザー4,212円・技術料4,212円、セルフロックナット2個356円、フランジナット2個290円、前後フェンダーアーチモール10,368円、スチーム洗浄5,616円、ブレーキオイル1ℓ2,019円・技術料3,888円、マスターシリンダーセット5,886円・技術料5,832円、エンジンオイル4.8ℓ15,033円、オイルフィルターカートリッジ1,350円・技術料1,944円、ドレンプラグ2個74円、ドレンプラグ43円、ギヤミッションオイル1.5ℓ1,911円・技術料1,944円、バッテリー8,260円、ブレードラバー756円、ブレードラバー864円、タンクのガソリン抜き取り12,636円、ガソリン代4,000円、サイドランプ取り替え2箇所1,944円、リムバルブ4個516円、前輪タイヤ2個47,174円・技術料3,888円、後輪タイヤ2個52,876円、廃タイヤ処理代4個648円。

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各サービス費用の合計金額は、部品代168,561円、油脂代18,963円、技術料78,732円、割引4,336円、検査代行手数料10,800円、合計272,720円。

重量税32,400円、自賠責28,780円、印紙代等1,100円、合計62,280円。

トータル335,000円(※消費税率8%の金額となります)。

少しでも安く維持したいけど・・・

タイヤは一番安いタイヤでもディーラーで交換するとやはり高い。タイヤ専門店で同じものなら1~2万円は安く買えると思います。オイル交換もDIYすれば技術料もいらないですし、オイル代も安く上がります。バッテリーはカーショップで買えば同じ金額でも高性能なバッテリーが買えますね。前後フェンダーアーチモールは車検対策用なので純正ホイールの場合必要ありません。スチーム洗浄は必要なし。サイドランプ取り替えはカプラ外すだけで技術料1,944円は高いですね。DIYしましょう。ほぼ満タンの古くなったガソリン抜き取りが12,636円と意外とお高い。でも自分で処理できないので仕方ないですね。

 

今回はS2000が販売されて20年経っているので、部品があるうちに動くようにしておこうと思ったので多少の出費覚悟で点検・整備に出しました。私は純正部品に拘っているので多少出費は高くなっています。サードパーティー製のものを使ったり、DIYしたりすれば多少出費は抑えられると思います。ですが、スポーツカーは保険料も高いし、やはり古い車を維持していくのはお金がかかります。

 

1980年代・90年代の車の価格が高騰していますが、マニュアルで名機と言われるガソリンエンジンの車を楽しめるのは今の内かもしれませんよ。旧車に興味のある方の参考になれば幸いです。それでは良いカーライフを。

 

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老舗音響メーカーJBLのゲーミングヘッドセット買ってみた【JBL QUANTUM600】


【Gadget】JBL QUANTUM600 ゲーミングヘッドセットの開封・レビュー 音響メーカーが本気で作ったヘッドセットを試してみました

普段はlogicool製品を使っていましたが・・・

私は普段キーボードやマウス、ヘッドセットなどはlogicoolのGシリーズを使っています。ヘッドセットはG433を使っていました。LogicoolのG433はゲーミングヘッドセットですが、ピカピカ光ったり、厳ついデザインだったりしないシンプルなデザインで、ファブリック調の落ち着いた質感が気に入っていました。

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logicool G433 ゲーミングヘッドセット

Gシリーズの中では比較的安価なモデルですが、値段以上の音質で作業時やテレビの視聴、ゲームに不満無く使っていました。

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ヘッドバンドが真っ二つ

ですが、先日の寒波でエアコンの室外機が凍り付いて暖房が効かなくなった室内で、頭に装着しようとしたらヘッドバンドが真っ二つに割れてしまいました。


条件を絞って検索してみた

そこで新しくヘッドセットを購入することにしました。普段ボイスチャットは使わないのですが、動画編集などに必要なのでヘッドセットを使用しています。最近は老舗の音響メーカーもゲーム用機材に本格参入してきていて、音にこだわりのあるユーザーも選択肢が増えているようです。当初買い替えはlogicoolのGシリーズを考えていましたが、価格や仕様の条件を絞って比較検討することにしました。


値段とスペックと・・・

条件はまず価格は1万5千円前後を上限にしました。これ以上だと支払いもきついし、明らかにオーバースペックなので。次にワイヤレスタイプであること。FPSでの音の遅延問題で有線タイプを使っていましたが、私のレベルでは関係なかったですね。あと、ワイヤレスに決めたのは有線タイプだとケーブルの擦れる音が意外と聞こえてしまうから。ゲーム中に「今、何の音?」とか、動画編集中に「今のは雑音?」とか気になります。トイレに行く時や背後の資料を取ったりするときにヘッドセットを外したりコードが引っ掛かったりする煩わしさもありますね。できればマイクが脱着できて落ち着いたデザインなら最高です。


やっぱり人気商品は気になるが・・・

検索していて気になったのはやはりSENNHEISER、RAZER、Kingstonあたりでしたが、SENNHEISERとRAZERは価格や条件が合わずパス。ニューモデルKingston HyperX Cloud II WirelessとONKYO SHIDO(シドウ)はスペック的に最高ですが予算オーバー。

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そんな中、気になるヘッドセットを発見。JBL QUANTUM(クオンタム)800なんですが、予算もスペックもオーバー、デザインもチョット派手で好みではありませんでした。ですがAmazon限定商品にJBL QUANTUM600がラインナップされていました。価格もスペックもデザインもほぼ希望通りで、唯一不満点はマイクの脱着ができない事です。現時点でこれ以上条件に合った商品を見つけることが出来なかったのでJBL QUANTUM600を購入しました。


開封とディティー

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パッケージデザイン

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パッケージ展開

パッケージはかなりサイバーチックでeスポーツを意識したデザインになっています。

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同梱品

同梱品は充電用ケーブル、有線接続用ケーブル、無線用ドングル、英語の取扱説明書、そしてヘッドセット本体。ドングルは長さがあり、ノートPCやデスクトップPCに刺した時に邪魔になりそうですね。

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外観はこんな感じで、カップから出ているケーブルがザクっぽいけど、派手過ぎずいい感じです。

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マシュマロの様なイヤーカップ

イヤーカップとヘッドバンドのクッションはマシュマロのようなしっとり感ある弾力でチョット不思議な装着感ですね。50mmドライバーが内蔵されているイヤーカップ内にはドライバーへの埃の侵入を防ぐため、薄い膜が張られていて、その膜にR・Lの文字が印刷されています。

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ヘッドバンドはメモリ付

イヤーカップの位置は調整可能で、引き出したバンドにメモリと数字が刻んであり、メモリごとに止まる手応えもあるので左右のバランスも取りやすいです。イヤーカップのイルミネーションは専用ソフトウエア、JBL クオンタム・エンジンでカスタマイズが可能。

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スイッチ類

スイッチ類は左のカップに集中しています。チャットとゲーム音量のバランス用とメイン音量の調整用がダイヤル式となっています。この調整ダイヤルが軽く回ってしまい質感がなく安っぽいですね。マイクのON・OFFは押しボタン式で、長押しするとイルミネーションのON・OFFの切り替えに対応しています。今まで使用したヘッドフォンはスイッチ類が大概右にあったので慣れが必要かな。

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回転式のイヤーカップ

回転式のイヤーカップは休憩時に首にかけても邪魔にならず便利。

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柔軟性のあるマイクブーム

マイクは800と同じ単一指向性でブームを跳ね上げるとOFFになる機能付きで脱着は不可、マイクの風防は脱着可能です。マイクのブームは柔軟性があって若干の角度調整が可能です。マイク先端部分にライトがついていて、ON状態でオレンジ色に光ります。ヘッドセットを装着したままでもマイクのON・OFF状態が確認できるのは便利です。

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マイクがヘッドバンドに干渉

残念なのはマイクブームをMAXに跳ね上げるとヘッドバンドに干渉します。
電源のON・OFFの際にそれぞれ効果音のような音が流れます。ゲームを始めるときに気分が上がるとは思いますが、私には要らない演出ですね。それにしてもJBLの本気が感じられます。

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電源スイッチ

これは仕様らしいのですが、電源スイッチがOFFは分かりやすいのですが、ONにするときの手応えがないうえ、バネで押し戻されるように真ん中の位置に戻ってしまいます。一度OFF方向にスライドしてからONにしないと電源が入りにくいのは面倒くさい。


JBL QUANTUM600のスペック

スペックはバッテリーに3.7V/1300mAhリチウムイオン電池内臓、充電時間2時間で最大14時間の音楽再生です。2.4GHzワイヤレス、3.5mmステレオミニプラグ接続に対応していてバッテリー切れでも安心です。ドライバーは50mmダイナミックドライバーを採用、サウンドJBLのエンジニアによりゲーミング専用にチューニングされています。老舗音響メーカーJBLならではの迫力あるサウンドが楽しめます。
また、没入感あるサウンドのためにデザインされたJBL QuantumSOUNDシグネチャがよりリアルでゲーム展開に有利なオーディオ環境を実現します。専用のソフトウエアJBL QuantumENGINE ™(JBL クオンタム・エンジン)を使ってカスタマイズも可能。最新のJBL QuantumSURROUND™(JBLクオンタムサラウンド)音響テクノロジーでヨコ方向だけでなくタテ方向にも広がる、立体的な音場(おんば)を実現するらしい。
FPSにおいて最も重要なかすかな足音から爆発の轟音までしっかりと再生、壮大なシーンにふさわしいサウンドクオリティと、より正確で有利なポジショニングが可能になるということで期待が膨らみますね。


JBL QUANTUM600ラインアップでの立ち位置

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艶あり塗装仕上げのイヤーカップ

JBL QUANTUM600の外観は、イヤーカップは400のデザインを採用していて、メッキ仕上げではなく艶アリ塗装仕上げ、イルミネーション機能も400と同じとなっています。

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上位機種と同じヘッドバンド

ヘッドバンドは800と同じものが採用されていて低反発クッションで厚みがあります。イヤーカップのクッションは上位機種800やONEと同じ高級プレミアムレザーと形状記憶の低反発クッションを採用しています。長時間の装着も快適に過ごせそうです。

QUANTUM600はザックリいうとスペック的にはQUANTUM800からアクティブノイズキャンセル機能とBluetooth5.0接続を省き価格を下げた商品ですね。メーカー公式ページには情報が無く、Amazon限定用にメーカーでカスタマイズされた仕様なのかもしれません。デザインやスペック、価格はQUANTUM800と400の中間といった感じで、ラインナップの穴を埋める商品なんですかね。どうしてJBL QUANTUM600が公式のラインナップにないのか不思議です。


専用のソフトウエアJBL QuantumENGINE

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JBL公式ホームページ

それでは早速、JBLのHPから専用のソフトウエアJBL QuantumENGINEをダウンロードします。専用のソフトウエアJBL QuantumENGINEはJBLの公式ホームページへいき、メニューのゲーミングから専用ページへ飛びます。スクロールしていくとQuantumENGINEのダウンロードボタンが出てくるので、ここからファイルをダウンロード。ダウンロードしたフォルダの中のJBL_QuantumENGINE_1_5_1_3_x64.exeをダブルクリックしてインストールを開始します。
セットアップウィザード画面で「次へ」を押し、インストールする場所を指定します。インストールする場所を確認したら「次へ」を押し、ライセンス契約画面の「同意します」にチェックを入れ「次へ」を押します。インストールするディスクの容量を確認して「インストール」を押します。インストールが開始されるので暫く待ちましょう。Windowsセキュリティが立ち上がったら「インストール」を押してインストールを完了させます。インストールが完了したらウィザード完了画面になるので「完了」を押してPCを再起動します。デスクトップにJBL QuantumENGINEのショートカットが作成さるので、ドングルをPCに差してからJBL QuantumENGINEのショートカットをダブルクリックして起動します。

JBL QuantumENGINEを立ち上げるとヘッドセット本体の電源を入れるよう要求されます。ヘッドセット本体の電源を入れるとJBL QuantumENGINEの設定画面に変わります。設定画面には多くの情報が表示されています。画面上方にはボリュームやマイクの音量、チャットとゲームの音量バランス、バッテリー残量、接続状況が表示されています。設定メニューは上からイコライザー、RGBライティング、サラウンド、マイク、システムソフトウエア、ヘルプとなっています。

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JBL QuantumENGINE 設定画面

イコライザーではBASS BOOST、BASS CUT、CLARITY、FLATFPS、HIGH END BOOST、LONG SESSIONの7種から選べます。RGBライティングではそれぞれ発光色や発光タイミングが違うDYSTOPIA、SNIPER、SOUND IS SURVIVAL、SPECTRUMの4種から選べます。また、発光色や発光秒数を編集することもできます。サラウンドではJBL QuantumSURROUND、DTS、サラウンドオフが選べます。JBL QuantumSURROUNDでは耳の位置を細かく設定できる拘りよう。マイクではマイクON時のバランスを設定できます。システムソフトウエアでは言語やバージョンの管理が可能です。ヘルプでは内容に合った専用のQ&Aページをブラウザ表示してくれます。


実際にゲームで試してみた

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実際にFPSモードでPUBGを試してみました。銃声などの方向はある程度掴めると思いますが、距離感が少しボンヤリするような・・・。グレネードなどの爆発音は臨場感ありますが、銃声は低音効きすぎてる感じがします。銃撃戦では銃声の出所が分かりづらい。パラシュートで上空からどう聞こえるか試してみました。上空からだと方向も距離も掴みにくいかな。

あまり詳しくない上に使用したことのあるヘッドセットがGシリーズの433だけなので、あまり参考・比較になりませんが50mmドライバーを搭載している分、音の表現力はJBL QUANTUM600の方が優っていると思います。ですが銃声はG433の方が好みです。この辺は好みや感じ方もあるので一概にどちらが良いとは言い難いですね。設定でカスタマイズしながら自分に合った音に仕上げていくしかありません。専用ソフトで簡単設定しか使わず、音楽や映画鑑賞がメインという方には低音に厚みのあるJBL QUANTUM600は良いかもしれません。微かな足音や音の距離・方向がシビヤなゲームをガチでプレイする方は他の選択肢もあるでしょう。


当然、不満点もあります

ワイヤレスでふたつ不便だと感じた点があります。ひとつ目は約10分無音状態が続くと自動的にOFF状態になる事です。ゲームや動画視聴中は問題ないですが、編集作業などで無音状態が続くと、その度に電源をONにしなくちゃいけなくなるのは面倒くさいですね。二つ目はバッテリーが切れると使えなくなる点です。バッテリー内臓タイプなので、充電中は使用できません。使用しないときは常に充電しておかないと不意のバッテリー切れの時は何もできなくなります。これは地味に不便ですね。

 

新製品も続々発売され、ベストな商品を見つけるのは難しいですが、自分に合ったスタイル、環境、音質などを考慮して、よりベターな製品を探してください。