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ガーデンバリアで猫の糞害を軽減~その効果は?

ずっとネコの糞害に困っていました

相変わらず庭の芝生や花壇に猫に糞をされてしまい、芝生や花などが枯れてしまいます。猫の糞尿は強烈で、緑の芝生があっという間に枯れ暫く芝が生えてこなくなります。円形脱毛症のように糞があった周りが丸く剥げてしまいます。

花壇の花も枯れてしまい楽しみにしていた花も咲かずガッカリすることがあります。家庭菜園などは衛生面からも心配で神経を使います。

 

ネコの糞尿は植物を枯らすだけでなく臭いも強烈。縄張り意識の強い動物の糞尿はやはり臭く、数メートル先からでも臭ってきます。玄関先に糞をされると来客がある時にお客様に不快な思いをさせるだけでなく、私の家が猫の糞尿臭い家という印象を残すことになるも困ります。

 

ネコの糞害もそうなんですが、猫の侵入自体が困ったもので、植木鉢を倒したり壁や柱で爪とぎして傷つけたり、屋根の上で暴れて瓦や雨樋、タキロンの屋根を壊したり、夜中でも屋根を走り回りタキロンの屋根に飛び移る際にはドーンと大きな音を立てて暴れています。

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パッケージ

今まで購入しなかった理由

そんなこんなで以前から猫が侵入するのを防ぐ装置が販売されている事は知っていたので興味を持っていました。しかしながら効果には些か不安があって、どうせ効果は限定的なんでしょ?あまり効果ないんでしょ?などと思っていました。価格もピンからキリまであって、安いのは効果なさそうだし、高いものは効果なかった時に激しく後悔しそうだし・・・って感じで購入に至っていませんでした。

 

今回、姉の仕事関係の方から取引先に放置されたままになっていたガーデンバリアGDX-2を頂けることになりました。何でも大きなお屋敷に住んでいた方が新居に引っ越すにあたって要らない物の整理で出てきたもので、処分を依頼されたという事でタダで頂きました。その代わりに「箱もボロボロでかなり汚いよ」って聞いていましたが、本当に埃だらけで箱のダメージは結構ありました。

 

あまり期待せず中身を確認してみると、外箱はボロボロでしたが製品は新品で開けた形跡すらありませんでした。中身が新品のガーデンバリアが全部で5台、これ貰って本当にいいのかなぁ・・・とチョット不安になりながらも、まぁ安い品物なら罪悪感も感じなくていいかなと思い価格をAmazonで検索。検索して表示された価格にビックリΣ( ̄□ ̄|||)。それなりのお値段で、5台となると気軽に頂ける金額ではない・・・。念押しで姉に確認してもらうと、処分依頼された物でどうせ捨てるものだからと。有難く頂くことにしました。

 

ガーデンバリアGDX-2とは

株式会社ユタカメイクが販売している変動超音波式ネコ被害軽減器、ガーデンバリアGDX-2高所取り付けタイプ。赤外線センサーで猫の動きを感知して超音波を放射する装置ですね。ネコの動きに合わせて超音波の周波数をランダム(18~23kHz)に変動、慣れを防止。乾電池の場合、配線不要の簡単設置、防滴構造なので屋外の設置も大丈夫。

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商品内容

ガーデンバリアGDX-2は高所取り付けタイプのセットなので可動式取付台、固定用取付台ベース板、固定用結束バンド、ビスセットが付属しています。可動式取付台で柱や壁にビスで固定することが出来ます。ビスが使えない柱などには固定用の結束ベルトで固定することも可能です。

 

ディティー

箱から出した時の第一印象は「思ったよりデカいなぁ」です。この手の商品はガーデニングや建物のイメージを崩さないように出来るだけ小さく、目立たない様なデザインになっていると思うのですが、ガーデンバリアは2ℓペットボトルくらいのボリュームがあります。

 

本体寸法 : 96mm(W)×229mm(H)×127mm(D)

本体質量 : 約475g

 

重量は電池を入れていない状態では見た目より軽いですね。ボディはプラスチック製だし、中身はそれほど複雑な装置が入っているわけではないのでスカスカのはず。スイッチ類、センサー、スピーカーという構成なので、ほとんど電池を入れるためのスペースですね。

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前斜め

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後斜め

デザインは地味ですね。シンプルですが、カッコいいという訳でもなく目立たない訳でもない。意外と大きいし正直、微妙です。できればもっと目立たないようなデザインにして欲しいかな。ボディカラーはたぶん庭先などに設置した時に目だないようにとの配慮なのでしょうが、微妙な色合いです。

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本体上部には約18~23KHzのランダムな超音波を発生させるスピーカーがレイアウトされています。人にはほとんど聞こえませんが、猫には不快感を与える超音波を出します。見た目の径は大きいですがよく見ると凹み部分はコーンではありません。奥の黒い部分が音を出す部分ですね。

 

スイッチはボディ下部にレイアウトされています。左から停止・動作確認・昼/夜・夜間の切り替えができます。停止はOFF、動作確認は人でも聞こえる高音の「ピー」という音が鳴り動作確認ができます。昼・夜は一日中センサーが作動し、夜間は暗い環境下でのみセンサーが作動する設定になります。センサーが作動中はスイッチ上の赤いパイロットランプが点灯します。

 

スイッチとスピーカーの間にあるのが赤外線センサーです。動物の体温から出る赤外線の動きを感知し、スピーカーから超音波を出す仕組みとなっています。

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固定用板なしでポン置きして使えますが固定用板を装着してネジ止めすると倒れたりする心配が無くなります。また、可動式取付台を使って柱や壁に設置したいときには固定用板に装着する必要があります。写真は固定用板を装着した状態の底部です。

 

ボディ背面は電池を入れるスペースになっていてカバーを外して電池を入れます。使用する電池は単一電池4本となっています。単一乾電池を4本入れると流石にそれなりの重量になります。この重さが丁度いい重しになって安定して設置できますけどね。説明書ではアルカリ乾電池で約6か月電池交換なしで使用できるらしいので電池交換の手間もあまり気にせず使えそうです。

 

設置方法と効果の範囲

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設置例

パッケージに掲載されている高所取り付け例です。意外と大きなボディなので存在感あります。パット見、防犯機器にも見えますね。乾電池を使えば電源が取れない場所でも設置できるので便利です。

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もちろん別売りですが、長さ6mのACアダプターも使用可能です。電源を取るコンセントと配線が必要ですが、電池交換の心配もなく連続使用が可能になります。

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有効範囲

センサーの感知範囲は最長約10mで広範囲をカバーしてくれます。ただし、本体に近い場所は死角が出来てしまうみたいですね。また、高所取り付けした際はスポット的に効果が限定されるようです。面積的には直置きの場合、広い面積をカバーしてくれますが高所取り付けの場合、狙い撃ちって感じですね。

 

実際に設置して効果を試してみました

実際にガーデンバリアを何台か庭や裏口周辺などに数台設置してみました。まずは庭にいつも糞をされる場所があるので、その場所にスピーカーを向けるようにして設置してみました。次の日、確認しに行くといつもの場所には糞はありませんでしたが別の場所に糞がありました。どうやら不快音のする場所を避けて糞をしたようです。もし不快音を避避けたのだとしたら効果に期待できるかもと、もう一台追加して様子を見ることにしました。するとまた場所を変えて糞をしていました。一見効果なく糞をされているように見えますが、糞の場所が変わっているという事は効果無しという訳ではないはず。

 

ガーデンバリア2台のセンサーが感知する範囲を調べることにしました。ガーデンバリアの周囲を慎重に動きながらパイロットランプが消灯している状態からセンサーが反応して「チッ」という音とともにパイロットランプが赤く点灯する範囲を調べました。すると2台のガーデンバリアのセンサーが反応する範囲に死角があり、その死角に糞をしているようだと分かりました。そこでセンサーが反応する範囲に死角が出来ないよう配置を変えてながら探ってみました。探し出したこれがベストじゃないかなという配置で数日様子を見ました。

 

するとこの日から庭に糞を見つけることが無くなりました。もう3~4か月は経つと思います。初めは半信半疑で設置しましたが、これほど効果がはっきり出るとは意外でした。ただ、裏口周辺は暫く糞を見なくなっていましたが、ここ数日糞を発見しています。そこで台数を増やしたり配置を変えたりして様子を見ています。発情期など時期によっては効果が感じられなくなることがあるそうです。意地でもマーキングして縄張り主張して繁殖相手をゲットするぜーって事でしょうか(笑

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ガーデンバリア設置例

ガーデンバリアを低い位置に設置する場合、地面が土や砂だと雨の跳ね返りで土や砂、埃が付着してしまいます。防水にはなっているでしょうが、やはり故障が心配になります。私はレンガの上に置いてみましたが、それでも跳ね返りで土が付着してしまいました。そこで100円ショップでプラスチック製の床材を購入して下に敷いています。これでだいぶ跳ね返りを防止できています。

 

折角綺麗に整えたガーデニングもこの状態のものが目に付くと興ざめですよね。ここは工夫が必要でしょうね。ガーデニングにマッチするケースに入れたり、スイッチ類の部分だけにラップを巻いたり、いっそ高所に取り付けるのもいいかもしれませんね。

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ガーデンバリア設置例

意外とウッドデッキの下は跳ね返りの影響を受けていないようです。センサーが反応する範囲に注意しながら設置場所や設置方法を工夫してください。

 

臭いで猫を遠ざける商品や糞尿の臭い消しなどを併用してみると効果もアップすると思います。とにかく、ここは居心地の悪い場所だという事を猫に学習させることが重要です。壁も軽々と乗り越え、屋根伝いに移動する猫は犬と違って侵入を防ぐことが困難なので工夫と忍耐で解決するしかないですね。

 

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