eUREKA!4147のレビュー&ブログ

日常とグルメや購入した物など興味を持った物事をレビューしています。動画も始めました。よろしくお願いします。

makita18V専用充電式空気入れMP180DZを購入しました


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マキタの充電式空気入れは普段の足として乗っているHONDA FREEDとガレージに入れたままのS2000のメンテナンス用として購入しました。
きっかけは、ガレージに入れたままのS2000を車検に出す際、レッカー車で運ぶ必要があり、空気が抜けてしまったタイヤのままでは色々と都合が悪かったからです。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/07/makita-series-1024x576.jpg現在、マキタ製の充電式空気入れは10.8V専用のMP100DZ、18V専用のMP180DZ、18V専用のMP181DZ、40Vmax専用MP001GZの4機種が販売されています。

10.8V専用のMP100DZは使用時間も短く空気の吐出量も少ないので、使っていてストレスを感じるかもしれません。現在主流となっている18Vバッテリーも使いまわせないので、別に10.8Vバッテリーを用意しないといけないのもデメリットですね。

新型の18V専用MP181DZは液晶パネルの使い勝手も向上し、空気の吐出量もアップしましたが、重量も1kgほど重くなっています。価格もMP180DZの約2倍となっています。

40Vmax専用はそもそもバッテリーが高価すぎだし、一般的な使用にはオーバースペックです。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/07/makita-mp180dz-01-1024x576.jpg私が購入したのは18V専用本体のみのMP180DZです。私のように普通乗用車程度に使い、空気の吐出量や作業時間にこだわらない方には4機種の中で一番コスパ良いと思います。
それぞれ仕様を比較してみましょう。

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https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/07/makita-mp180dz-05-1024x576.jpgおそらくガチの現場向けではなく、ボールや浮き輪、自転車などを使用する家庭や学校、スポーツ施設などに幅広く販売するためなんでしょうね。

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外観はお馴染み、マキタの特徴的なブルーに黒のラバー、そして白のロゴ。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/07/makita-mp180dz-02-1024x576.jpgバッテリーは本体後方に装着します。

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持った感じは比較的コンパクトで、重量はバッテリー込みで1.7kgとなります。そこそこ軽いので幅広いシチュエーションで使いやすいと思います。

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ホースの長さは650mmで必要十分な長さだと思いますが、径の大きなタイヤで、停車した時にバルブ位置が上方になっている場合は届かないかもしれませんね。

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バルブはアメリカ式がデフォルトで、イギリス式のバルブはチェーンでホースに繋がっています。

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その他、フランス式、ボール用、浮き輪用のバルブアダプターは本体前方に収納できるようになっています。紛失防止に便利ですね。アダブタ収納の下にはLEDライトが装備されていて、作業場所を明るく照らすこともできます。

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電源スイッチはボディ側面にあり、スイッチを押すとボディ上面の液晶が点灯します。この操作パネルでは空気圧単位の切替と空気圧の設定が行えます。

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使用後、ホースはボディ側面のクリップに押し込んで収納できます。

では、さっそく実際に空気を入れてみましょう。

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タイヤに合った適正空気圧を確認します。純正タイヤの場合、運転席側ドアを開けるとタイヤの型番や適正空気圧が印刷されたシールが貼られているので、ここで確認出来ます。

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予めタイヤの空気をシュッ―という音がしなくなるまで抜いておきました。

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タイヤのバルブにアメリカ式用チャックを差し込んでロックし、電源を入れると現在の空気圧が表示されます。今は完全に空気が抜けた状態なので空気圧は「0」を表示しています。
FREEDに装着している185/65 R15のタイヤの適正空気圧は220kPaなので、操作パネルの+を押して注入する空気圧を220kPaに設定します。

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後はトリガーを引けば空気の注入を開始します。ただし、トリガーにはストッパーが付いていません。そのため空気を注入している間、ずっとトリガーを引いていないといけません。ずっと握っていると握力は無くなってくるし、手が痺れてきます。
そこでひと工夫して、トリガーを面ファスナーで固定すれば、設定した空気圧になって自動的に止まるまで待つだけでとっても楽チンです。
駆動音は結構大きいですね。住宅街では早朝や夜間の作業は無理そうです。このサイズのタイヤでは空気を注入するスピードは早くないですが、イライラする程ではないです。まぁ、4本とも空状態から注入となるとそれなりに時間はかかりますけどね。
空気圧が設定値に到達すると自動的に停止します。空気の注入が完了したのでチャックを外します。

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念のためエアゲージを使って空気圧が設定した220kPaになっているか確認します。エアゲージは以前、紹介したamonのエアゲージプレミアムです。口金をバルブに差し込んで計測します。
誤差範囲で設定数値通りの空気圧であることが確認出来ました。多く入った空気はリセットボタンでエアーを抜いて調整します。

https://eureka4147.com/wp-content/uploads/2022/07/makita-end-202207-1024x576.jpg 安全性は勿論、乗り心地や走行性、燃費向上など状況・目的に応じて空気圧を管理しましょう。

 

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ニューモデル ZHIYUN WEEBILL 3 ってどうなの? 簡単に比較してみた


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実は3ヶ月前に購入していたZHIYUN WEEBKLL 2ですが、本格的に使用しないまま早くも海外ではニューモデルのWEEBILL 3 が発売され多くのレビュワーが動画をアップしています。日本の公式サイトには6月23日頃からラインナップされ、オンライン限定販売が開始されたようです。
 

WEEBILLシリーズのユーザーとしては凄く気になります。そこで公式サイトやレビュワーの動画などを参考にいろいろ考察、WEEBILL 2と比較してみました。
 

私は映像クリエイターやフォトグラファーではない、ずぶの素人ビギナーです。感想などは、あくまで個人的に感じたこととしてご了承下さい。それでは行ってみましょう。

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好評だったWEEBILL S の後継機として登場したWEEBILL 2 はWEEBILL S のコンセプトを継承しつつ、ユーザーの要望を取り入れたモデルです。 

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combo以上には専用の追加グリップと専用バッグが用意され使い勝手と携帯性が向上しました。

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モーターも強化され、最大搭載重量ペイロードが4kgとなり装着できるレンズの幅も広がりました。

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バッテリーはリチウムイオンから内臓バッテリーに変更され2600mAhとなり、最長で約9時間連続使用が可能になりました。USB-Cで外部バッテリーから電源供給しながらの撮影も可能となり、バッテリー切れの心配もなくなりました。

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そして最大の特徴は2.88インチのタッチスクリーンが搭載され、各パラメーター調整などを行うこともできます。

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大きく進化したWEEBILL 2 ですが、多くのレビュワーがここが残念と指摘している所もあります。まず、サイズと重量。WEEBILL S よりも一回り大きくなり、重量も公式サイトによると926gのWEEBILL S に対してWEEBILL 2 は約1470gとかなりの重量増となっています。
ただし、サイトにより表示がバラバラなうえ計測状況が分からないので、あくまで参考程度に見ておいた方が良いでしょう。

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WEEBILL 2 にグリップや三脚、プレートを装着して手元の計りで計測してみると1983gありました。更に撮影時にはカメラとレンズの重量が加わるので、かなりの重量になります。

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WEEBILL S で好評だったクイックリリースが廃止され、カメラを外すたびにバランスを取り直す必要があります。ほとんどの方が社外品のアタッチメントで対応しているようです。

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コールドシューも少なく、拡張性に物足りなさを感じます。

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操作性への配慮が少し足りないと感じるかなぁ。コントロールホイールはグリップを握ったままでは操作できないし、録画ボタンやモード切替スイッチは撮影中、指が届きにくいですね。
 

グリップなど全体的にゴツイ作りなので、手の小さい方や筋力に自信のない方は使いにくいと感じるかもしれません。ジョイスティックの位置も角度が付いているので、指の感覚とは違った動きになることがあり、慣れが必要です。

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最後に意外にもレビュワーのほとんどが使わないと言っているタッチパネル。バッテリーの消費が増えるうえ、操作のたびにタッチパネルを開くのが面倒といった意見ですね。

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では新型のWEEBILL 3 を見てみましょう。全体的にコンパクトになってスッキリとした印象です。重量も約1100gとかなり減量されたようです。スイングアームは細くなった印象で、ここでも減量の努力が見られます。
 

公式サイトには最大搭載重量が記載されていないので正確なペイロードは分かりませんが、レビュワーの動画を見る限りWEEBILL 2 より更に強化されている感じがします。

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バッテリーは2600mAhで最長21時間の使用が可能になっています。使用時間は9時間から21時間に伸びているのにバッテリー容量はWEEBILL 2 もWEEBILL 3 も同じなんですね。

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トピックはグリップ根元に装着するリストレストと伸縮スリンググリップ。ジンバルを傾けて持つときに腕にかかる重量を手首に分散させることで負担を40%軽減、撮影が楽になる装備で、装着時は三脚無しでも自立が可能になります。

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伸縮スリンググリップは脱着式で、ローアングルの撮影時など必要に応じて取付けます。使用しないときに取り外しておけば邪魔にならず、軽量化もできますね。伸縮式で、長さや角度を変えることで重心点を最適化でき、撮影時に腕にかかる負担を軽減できます。

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開閉式大型タッチパネルは廃止され、液晶は小型化されました。

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側面についていたコントロールホイールはトリガー下のグリップ根元に変更され使い勝手が向上しています。

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また、最近のジンバルの主流となってきている内蔵型ライトとマイクも装備されました。

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ユーザーの要望を大幅に取り入れ、更なる進化を遂げたWEEBILL 3 ですが、WEEBILL 2 ユーザーの私が感じた羨ましいポイントと、そうでもないポイントというのもあります。
 

まず軽量化とリストレストは撮影時のストレスも軽減されるので羨ましいです。トリガー下のコントロールホイールは操作しやすそうで羨ましい。逆に羨ましいと思うのはそれくらいですね。

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このクラスの機材を扱うユーザーには内臓マイクの音質は満足できないと思います。外付けのマイクを利用しますね。ライトも自撮り程度なら何とか使えそうですが、使えるシチュエーションは限定されると思います。本格的な撮影にはやはり外付けのライトを使うと思います。

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つぎに使用時間が21時間になりましたが、そもそも21時間も連続使用しないですし、外部バッテリーを繋げば良いので私は9時間で十分ですね。モニターはどちらでも良いといった感じ。クイックシューサードパーティー製品の物を装着しているのでまぁどちらでも良いですかね。

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WEEBILL 3 は公式でもWEEBIL S の後継機と言っている通りWEEBILL S のコンセプトを引き継いだ正当な後継機なんだろうと思います。WEEBILL 2 はいろいろと凝り過ぎたためにWEEBILL S の軽量コンパクト&パワフルという評価されたポイントから少し外れたモデルになってしまったのかなと思います。WEEBILL 3 は原点回帰、キープコンセプトのモデルなのかもしれないですね。
 

すぐにレビュー動画などが沢山アップされると思うので、そちらも注目したいと思います。それにしてもモデルチェンジのサイクルが早すぎて、ユーザーとしては購入、買い替え時が悩ましい所です。

 

 

 

 

 

amonのエアゲージ プレミアムグレード


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普段の足として乗っているHONDA FREEDやガレージに入れたままのHONDA S2000のメンテナンス用にamonのエアゲージプレミアムグレードを購入しました。

 

FREEDは最近ホイールを車外品に変えたりしたので空気圧など管理する機会が増えました。また、S2000はガレージに入れたままなので、メンテナンスの為の走行だったり、ホイールを履き替えたり、車検に出す際に空気圧が足りているのかいつも心配でした。

 

いつか買おうと思っていたエアゲージですが、なかなか手頃で良いものが見つかりませんでした。結局、迷った時のamon製品ということで、amonのエアゲージに決めました。始めはスタンダードグレードかライトグレードかで迷っていましたが、amazonのセールでプレミアムグレードが安くなっていたのでこれに決めました。

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エアゲージが入っている箱にしては大きいのは、写真にあるようにプレミアムグレードにはABS樹脂製のハードケースが付いているからなんです。普段使いする方やツールキャビネットをお持ちの方は必要ない物ですが、私のように普段しまい込んでいる人には嬉しいですね。

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まぁ、プラスチック感がありありで、シールのデザインもチープさがあります。ですが、専用ケースに入っているってところが特別感があって所有欲を満たしてくれます。

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ケース内のスポンジは形にフィットして収納する際、安心感があります。

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エアゲージを取り出して手に取ってみると重量感があります。ゲージのレンズ部分はポリカーボネート製で割れにくく、傷に強い仕様になっています。ゲージ本体はゴムの様な質感のTPE素材で覆われていて落下などの衝撃から守ってくれます。ゲージ本体は直径78.5mmの大型盤面で、5kpa刻みの目盛りも見やすくなっています。見た目もシンプルでプロっぽいですね。ゲージ下にはリセットボタンがあり、片手でも扱いやすそうです。

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ホース部分は空気圧に負けず、変形しにくいステンレスメッシュになっていて空気圧の測定数値も正確に測れます。口金は360度回転するのでバルブ位置を気にせず測れます。また、口金にはエア漏れ防止機構が採用されています。

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ダイヤフラム式を採用していて衝撃に強く測定誤差は±5kpa以内とブルトン管式に比べ、より正確な測定が可能らしいです。簡単に言うとブルトン管式は空気がブルトン管に入ることにより、圧力でブルトン管が伸びようとする特製をいかして針を回す機構で、ダイヤフラム式は空気の圧力によって薄膜が変形することにより針を回す機構になっています。

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実際にタイヤの空気圧を計測してみました。タイヤのバルブキャップを外し、エアゲージの針が0を差していることを確認したら口金をバルブに押し当てます。ステンレスメッシュのホースは十分な長さもあり、フレキシブルに取り回しが出来ます。また、口金も360度回せるのでバルブ位置を気にせずに済むのがいいですね。

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プシュという音と共に針が回ってタイヤの空気圧を測定できます。測定後はリセットボタンを押してエアゲージ内の空気を開放し、針を0に戻しておきます。他にエアゲージを持っておらず、数値の比較もできないので正確な数値かどうかは分かりません。そのうちに比較用のエアゲージも購入しないといけないですかね。

 

 

 

 

makita充電式ヒートガン HG181DZK 購入

 


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今回は新たに購入したマキタの充電式ヒートガン、HG181DZKのレビューです。マキタの充電式ヒートガンは少し前に新発売となった18Vバッテリーで動作するヒートガンで、工具マニアやマキタファンの間で話題となっていました。

充電式のヒートガンは今までラインアップされていなかったので、待望の製品化だったようで、発売当初、品薄状態が続いた人気商品です。実は発売直後に購入していましたが時間がなく、レビューできていませんでした。

前回のフォグランプのリペアで苦戦したシーリングを剥がすために購入しましたが、ヒートガンで炙っても古くなったシーリングは柔らかくなってくれませんでした。結局、動画内ではUVレジンの気泡抜きに使っています。

もともとコード式のヒートガンを購入予定でしたが、タイミングよくコードレスが新発売になったのでHG181DZKの購入を決めました。購入を決めた最大のポイントはやはりコードレスの取り回しの良さですね。このストレスフリーの使い勝手は最高です。電源が確保できない環境でも使用可能だし、延長コードを用意しなくて済むのは現場でも重宝しそうです。

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そしてマキタという信頼のブランですかね。マキタ信者ではないですが、このボディカラーに白のロゴがかっこいいですね。所有欲を満たしてくれます。既にいくつかマキタの電動工具を持っているので充電器やバッテリーが使いまわせるのもこの製品に決めた要因でもあります。

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性能はというと熱風は6段階メモリ付のダイヤル式で無段階調整ができ、最高温度550度。調整ダイヤル1は環境温度の送風のみとなります。使用後の冷却はダイヤル1で行うことになります。

調整ダイヤルはクリック感が無く、シームレスに回る感じですが、適度な手応えがあって簡単に回って知らないうちに設定温度が変わっているといった事はなさそうです。

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また、風量はスイッチにより2段階の切替が可能です。風量1は120L/min (リットル・パー・ミニッツ)で風量2は200L/minとなっています。連続使用時間はダイヤル6の最高温度で風量1だと約30分、風量2だと約21分使用可能です。

風量はコード式に比べ約半分となるので多少不安はありましたが、実際DIYで使ってみると、本格的な現場作業でないのならば問題なく使えると感じました。現場では予備バッテリーは必須かもしれませんが、一般的なDIYで使用するならまぁ、大丈夫かなといった連続使用時間ですね。

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本体には便利機能も付いていて、ボディ下部にはLEDライトが装備されていて暗い場所でも手元を明るく照らしてくれます。理想的にはトリガー付近か、ノズル付近、ボディ上部のほうが作業カ所を照らしてくれて利便性も向上すると思いますが、熱源に近くなるので仕方ないですかね。

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ボディは温度調整ダイヤル部分がフラットになっているので、縦置きして使用も可能です。縦置き出来るので両手が使えて曲げ加工なども一人でできて便利です。

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また、温度調整ダイヤル上部には金属製のフックが装備されているのでチョット引っ掛けておくこともできます。

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ノズルは差し込むだけで簡単に装着できます。ノズルの取り外しはノズル先端の黒い部分をひねるとノズルに触れることなく簡単に外すことができます。

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付属品は持ち運び、収納に便利な専用ケース、取扱説明書、熱収縮フィルムの加熱などに使用する平面ノズル、ガラスを保護しながらシーリング剤の乾燥・剥離に使用するガラス保護ノズル、樹脂管の曲げ加工に使用する曲面ノズル、塗装やシールはがしに使用する丸ノズルとなっています。

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これだけでほとんどDIYで不足を感じることはないと思いますが、別売りで熱収縮チューブなどに使用する切り欠きノズル、棒状樹脂の溶着などに使用する集中丸ノズル、防水シートの溶着などに使用する集中平ノズル、その他各種スクレーパが用意されています。

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今回購入したセットにはバッテリー及びバッテリーチャージャーは含みません。既に持っているバッテリーとバッテリーチャージャーを流用します。同じマキタブランドで統一すると使いまわしが出来て便利です。逆に言うと他メーカーに移行しづらいとも言えますが・・・。

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ここまでマキタ充電式ヒートガンの良い所ばかり言ってきましたが、デメリットもあります。まずは何といっても価格。コード式に比べ本体価格は約2倍なんですよね。バッテリーとバッテリーチャージャーも同時に購入となると、18Vバッテリー専用なのでかなりの出費となります。

次に先述したバッテリー容量による使用時間に制限があることです。最後にバッテリーを装着した時の総重量が1.3kgになる点。長時間片手に持って作業するには重いと感じます。

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後発で発売されたハイコーキの充電式ヒートガンと比較すると残念な点がいくつかありますね。ハイコーキ製は液晶画面で10度単位の温度設定できて分かりやすく便利。最高温度はマキタ製と同じ550度ですが、風量が300L/minで100L/minも強い。ただし、連続使用時間はハイコーキ製の方が少し短くなりますね。その他はサイズ感、重量、実売価格、使い勝手などはあまり変わらないみたいです。

どちらの製品にしようか迷うところですが、ご自分の環境や好みもありますよね。選択肢も増えたという事で充電式ヒートガンの購入をお考えの方は店頭で実際に比較してみてはいかがでしょうか。

 

割れたフォグランプを手芸用UVレジンでリペア


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買い替えではなくリペアする理由

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今回はS2000に装着しているフォグランプの補修を行います。S2000には車外品のRAYBRIGレイブリック)製フォグランプを付けていますが、右側のレンズに大きくヒビが入っています。ヒビはレンズの端から端まで入っていて、完全に割れた状態の様に見えます。このままでは車検に通らないためフォグランプを取り外すか交換する必要があります。

できるだけ装備は現状のままにしておきたいので、何とかフォグランプは取り外さなくて済むようにしたいんですよね。一応、右側のレンズの予備は持っているんですが、RAYBRIGブランドは2021年3月31日をもって終了、STANLEY(スタンレー)ブランドに統一されてしまったうえ、古い製品なので新品の入手は困難になっています。なので、できれば新しいレンズは使わずにヒビの入ったレンズをリペアして使いたいんですよね。そこで、ヒビの入ったレンズをリペアで直せるかチャレンジしてみました。

フォグランプを取り外す

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まずはヒビの入ったフォグランプのレンズを取り外していきます。横の固定用ボルトを六角レンチを使って外していきます。

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次にレンズ背面のネジ6カ所を外してユニットとレンズを分離していきます。組み付けの時に困らないよう、配線や構造を写真に撮っておきます。

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ネジが固着していたりして少し手間取りましたが、無事分離できました。

レンズを外す

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取り外したフォグランプのレンズを外していきますが、レンズはシーリング剤で本体とガッチリ接着されていてビクともしませんでした。そこでダメ元でテストではあまり効果を実感できませんでしたが、ディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントをシール材に塗布してみることにしました。

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ディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントをポンプに移し替えて本体とレンズの隙間からタップリ注入していきます。様子を見ながらディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントを追加注入して2~3日程放置しました。

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結果、シーリング剤にディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントが浸透して膨潤したようで、シーリング剤が隙間から見えるようになり、隙間も少し大きくなりました。これなら何とかなりそうです。少し希望が見えてきました。

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ガッチリと接着されている状態は変わりませんが、広がった隙間から歯の治療に使う鈎針の様なものを使ってシーリング材を削り取ることができました。根気よく少しづつ隙間からシーリング材を削り取っていきます。

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再度ディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントを注入して数日放置しました。レンズのヒビの隙間が広がり、本体との隙間も更に少し広がりました。レンズを押してみるとシーリング剤からレンズが外れかけているのか少し動くようになりました。再度、膨潤したシーリング材をコツコツ削り取っていきます。

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更にディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントを注入して数日放置。今度はレンズ内側に鈎針が入るほどヒビの隙間が広がりました。

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この隙間からレンズ内側のシーリング材を削り取っていきます。できるだけシーリング材を削り取ったので、レンズ内側から押してみました。

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何とか半分が外れました。残り半分も根気よくシーリング材を削ってからレンズを剥がしとることに成功しました。

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レンズが外せたので、残ったシーリング材を綺麗に取り除いていきます。ほとんどシーリング材を取り除けたので、ディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントで綺麗に拭き取っていきます。

本体のリペア

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本体はディゾルビット・コントラクターズ・ソルベントを塗布した際に塗装部分に付着し、痛んでいた塗装部分が浮いて剥がれてしまいました。本体は塗装して綺麗にすることにしました。

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浮いてしまった塗装をワイヤーブラシで剥がしました。今回はメッキ部分を痛めたくないのでリスクを避け、古い塗装を全て落とすことはせず下地作り程度のペーパー掛けにとどめました。本体部分は元々凸凹のある表面をしているので、多少の凸凹は気にしない事にします。

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マスキングをしていきます。まずは前面から。マスキングテープを貼り付けて、デザインナイフで形に添って余分な部分を切り取っていきます。

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背面は防水のためのゴムシートから型取りしました。厚紙に形を写したらデザインナイフで切り取ります。

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側面のボルト穴には適当なボルトを付けておきます。マスキングが完了しました。

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早速塗装していきます。サーフェーサーは凹凸を無くすというよりは、色むら無く塗料がのるようにという程度に吹いています。

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目立つ凹凸や液ダレ跡をペーパー掛けして均していきます。

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フォグランプは水が良く当たる部分に付いているので、今回は錆止防止のためシャシーブラックを塗布することにしました。

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マスキングで隠れていた部分は刷毛を使って塗っておきました。

割れたレンズのリペア

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続いて割れたレンズをリペアしていきます。レンズも付着していたシーリング材を全て剥がしておきました。シリコンオフで脱脂してマスキングしていきます。合わせを確認したらマスキングテープで固定して裏から隙間ができないようにマスキングテープを貼ります。

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表面のマスキングはヒビに沿ってヒビから出来るだけ近い場所にマスキングをしていきます。

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割れたレンズのリペアはレジンを使います。レジンには大きく分けて2液タイプのエポキシレジンと紫外線硬化タイプのUVレジンがあります。プロの現場では主に2液タイプのエポキシレジンが使われていると思いますが、今回は手軽で作業しやすいUVレジンを使います。

よくフロントガラスのリペア用に販売されている商品がありますが、あれも使われているのはUVレジンなんです。カーショップで売られているリペアセットは値段も張るので、ハンドメイドアクセサリー用に販売されているUVレジン液を購入しました。

UVレジンにも色々な製品がありますが、サラサラで気泡ができにくく、硬化すると固くなるハードタイプのUVレジンを選びました。レジンは透明度も高く、耐熱性もあります。欠点としては経年劣化により黄色く変色したり、収縮してしまったりします。また、ハードタイプは引っ張りには強いですが、捻じれには弱く、力が加わると剥がれる場合があります。

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同時にUVレジンを素早く硬化させるためのUVライトも購入。リペア面積が小さいのでペン型のUVライトにしました。UVレジンは接着剤に比べゆっくり作業できるうえ、UVライトを当てると直ぐに硬化するので便利です。光量も強・弱が選べ、強で手のひらに照射すると、ほんのり温かく感じます。UVライトは見えない汚れを見やすくする効果もあるので綺麗好きにはお勧めです。

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レジン液は使用前に湯煎しておくと粘度が低くなり、ヒビに浸透しやすくなります。

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湯煎したレジン液をポンプでヒビに圧入する感じで塗布していきます。

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レジン液をヒビに塗布したら気泡を無くすと同時に浸透しやすくなるようにヒートガンで温風を当てていきます。

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仕上げ作業が楽になるように余分なレジン液を拭き取りました。仕上げの研磨をするので、多少レジンが残っていても大丈夫です。レジンが痩せたり入り込んでいない部分にレジン液を塗布します。

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レジン液がヒビに浸透したか、塗り忘れは無いか確認したらUVライトを照射してレジンを硬化させていきます。UVレジンはUVライトを照射すると大体5~10秒程で硬化します。レジンが硬化したらマスキングを剥がしていきます。

割れた部分はレジンをボンド代わりに塗布して接着します。レンズが一部欠損して凹んでいる部分にはレジン液を盛って補修します。

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レンズを研磨する前に余分なレジンはカッターナイフや剃刀の刃で削っておきます。

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レンズを耐水ペーパーで研磨して仕上げていきます。粗目の番手から始めて徐々に細かい番手で研磨します。レジンは比較的削れやすいので#2000くらいから始めてOKです。今回は#2000・#3000・#5000・#7000を使って研磨しました。裏面も同じように研磨します。

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セーム皮で拭いて仕上がりを確認します。正面から見るとヒビはほぼ見えませんが、角度によってはヒビの跡がハッキリと分かってしまいます。

カー用瓶店で売っているフロントガラスのリペアセットにも長いヒビ傷には使用できないと書かれている通りレジンでのリペアはヒビ傷には向いていないのかもしれませんね。

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最後に本体にシーリング材を塗布してレンズを接着します。

リペアした結果

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残念ながらリペアしたレンズはヒビのリペア跡が分かってしまうので車検には通らないと思います。S2000には持っていた予備を取付けてリペアした物は保管しておくことにしました。

 

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高評価シリコーン除去剤を比較テストしてみた結果・・・

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今回はちょっとしたテストをしてみたいと思います。実はS2000フォグランプをリペアしたいのですが、レンズがコーキングで本体に接着されていて外せません。そこでシール剥がし剤やコーキング除去剤を使って外せないかと思い早速検索。
使用する製品の条件としてプラスチックや金属を犯さずコーキングを溶かすもので探してみました。アマゾンで評価の高いコーキング、シール剥がし剤があったので、これらを購入して実際に使用する前に試してみました。

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テストするのは、ディゾルビット社製のコントラクターズ・ソルベント ハンドスプレータイプと、(WAKI)和気産業社製の強力シリコーン除去スプレーPRO、家にあったdufix(ドフィックス) 社製のシール剥がし、同じく家にあったダイソーのシール剥がし液とスプレーです。

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ディゾルビット社製のコントラクターズ・ソルベントの成分はオレンジオイル、高精製ミネラルオイル、非イオン界面活性剤で、メーカーによると天然オレンジオイルを配合していて金属・木材・塗装などの素材は傷めに、グリース・潤滑油・ダクトテープ類・油汚れ・タール・すすなどの汚れを剥がせるとのことです。

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和気産業社製の強力シリコーン除去スプレーPROの成分は石油系溶剤、珪素(けいそ)系溶剤、可塑(かそ)剤、噴射剤で、メーカーによると素早くシリコーンに浸透し、膨潤(ぼうじゅん)させることで落とせなかったシリコーンコーキングを簡単に除去できるとのことです。

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dufix(ドフィックス) 社製のシール剥がしの成分は石油系炭化水素

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ダイソーのシール剥がし液の成分は有機溶剤としか表記が無いので詳細は分かりません。

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ダイソーのシール剥がしスプレーの成分は炭化水素有機溶剤、リモネン、LPGとなっています。

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テスト用の素材はパッケージに良く使われているプラスチックのケースから切り出した板の上にコーキング剤を盛ったものを用意しました。このテスト用のコーキングにそれぞれ塗布して、どれが一番効果を感じられるか試してみます。

 

始めにディゾルビット社製のコントラクターズ・ソルベントを塗布します。

次に和気産業社製の強力シリコーン除去スプレーPRO。そしてdufix(ドフィックス) 社製とダイソーのシール剥がしを塗布します。塗布して30分ほど放置して、それぞれ効果のほどを見る事にします。

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30分放置してみましたが、どの製品も盛ったコーキングの表面やエッヂが柔らかくなったり膨張したりといった変化は見られませんでした。コーキングを盛っていることもあり、放置する時間が短すぎて浸透しきれなかったのかもしれません。タップリと追加塗布して更に1時間放置する事にしました。

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1時間後、それぞれ状態を確認します。

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ディゾルビット社製のコントラクターズ・ソルベントを塗布したコーキングには特に変化は感じられません。そこで、盛ったコーキングをカッターナイフで削り取りました。

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削り取った後にコントラクターズ・ソルベントを塗布し、ウエスで拭き取ってみます。結果、まったく拭き取ることが出来ませんでした。

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次に次に和気産業社製の強力シリコーン除去スプレーPROを塗布したコーキング。4つのテスト素材中、唯一コーキングの周囲が白く曇っていました。少し期待しましたが、やはり変化は感じられませんでした。

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これも削り取って拭き取ってみます。強力シリコーン除去スプレーPROも全く拭き取れませんでした。

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dufix(ドフィックス) 社製のシール剥がしを塗布したコーキングも変化なし。拭き取りテストも全く拭き取れませんでした。

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最後にダイソーのシール剥がしを塗布したコーキング。これも変化も無く、拭き取る事も出来ませんでした。

 

最後に私が希望する使用状況とは異なりますが、除去剤を塗布しながらスクレーパーで削り取ってみます。

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ディゾルビット社製のコントラクターズ・ソルベントはオイルベースなので、滑る感じでコーキングの表面を削り取っていけます。ただし、薄皮一枚コーキングが残ってしまいます。

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和気産業社製の強力シリコーン除去スプレーPROは揮発性があり、コーキングの表面がポロポロと剥げる感じです。そしてやはり薄皮一枚コーキングが残ります。

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dufix(ドフィックス) 社製のシール剥がしはゴリゴリとした感触があり、あまり削り取れませんでした。

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ダイソーのシール剥がしは更にゴリゴリとした感じで、ほとんど削り取ることは出来ませんでした。

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今回のテストの総評としては、結果どの製品も完全に硬化した厚手のコーキング剥がしには効果がありませんでした。

 

メーカーもまず、コーキングはできるだけ削り取ってから使用とか、硬化してしまったコーキングは不可とか、コーキングを溶かす効果はないと書いていますから、今回のテストは本来の使用方法とは異なっているので仕方ないですね。

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dufix(ドフィックス) 社製とダイソーのシール剥がしは、そもそもシール剥がし材なので効果なくて当たり前。効果があればみっけものでしたけどね。

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ちなみに、家にあった油絵具用リムーバーと塗料用ラッカーも試してみましたが、結果は全く変化なし。改めてコーキングの無敵さを痛感しました。

どうやってフォグライトのコーキングを除去するのか、また考え直さないといけません。

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コタツのヒーターをDIYで修理してみた・・・結果・・・


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分解前に再度電源を入れて動作するか確認します。やはり動作しませんでした。

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このヒーターはメトロ製MSF-500Hでした。2012年製、10年前の製品なんですね。そんなに経っていたとは思いませんでした、やっぱり寿命ですかね。

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タツのヒーターが動かなくなる原因として多いのが温度ヒューズ切れです。分解してテスターでヒューズの導通を確認します。ヒーターは長年の埃などで引くほど汚れていたので予め掃除機で掃除しておきました。

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まずはカバーを外していきます。ネジは表に2箇所、サイドに左右2箇所づつ、計6箇所あります。

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カバーが外せたらヒーター部分を分離していきます。ヒーターの分離にはネジ8箇所を外します。

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ヒーターの分離が完了しました。

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今度はヒューズが取り替えられやすいようにコントロールユニットを外していきます。

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コントロールユニットを外したので、ヒューズが見やすくなりました。

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ヒューズは温度調節の近くの白い断熱材の中に隠れていました。

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使用されている温度ヒューズは冨士端子工業製で動作温度が129度のヒューズでした。交換用のヒューズを購入するときは必ず適合するヒューズを購入します。適合規格以外のヒューズを使うと火災や感電などの危険があります。

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このメトロ社製のヒーターの場合、ヒューズの動作温度はここに刻印されてました。

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では、ヒューズをテスターでテストします。ん!?導通してる・・・。

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ファンも導通を確認。

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コントローラーも全て導通してました。

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2本あるヒーターも問題なし。

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後考えられるのはコードとスイッチですね。

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よく観察するとコンセント根元部分に蓋を発見。開けてみると中にヒューズが入っていました。このヒューズも調べてみると導通していました。

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次にスイッチ部分を調べます。コンセントを差し、スイッチを入れて100V来ているか調べます。100V来てますね。スイッチ部分も問題なし。

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最後に本体接続部分です。感電に気を付けながら作業しましょう。ん?

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検査の結果、どこにも異常がないという結果に混乱しましたが、注意深く調べていくと意外な原因が発覚しました。お判りいただけますか?原因はスイッチの動作不良でした。スイッチの接点が動いていません。検査の際に、たまたま接点が動いたのでテスターが反応したようです。どうやら経年によりバネの弾性が弱くなってしまったため、接点の金属板を押しきれなくなったようです。

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バネを取り外し、伸ばして弾性を戻してやります。

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組み付けして試した結果、無事に動作するようになりました。

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ヒーターを仮組して最終テストをします。
ファンも問題なく回り、ヒーターも作動しました。

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これで暫くの間買い替えせず、使えるようになりました。

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タツの修理は電気、熱源を伴う作業となるのでDIYでの修理は十分注意が必要です。
また、補償なども利かないため感電や火災などのリスクも自己責任となります。
不安な方は買い替えかプロに修理を依頼することをお勧めします。